主な機能
- yargs:
yargs
は、コマンドライン引数を解析し、ユーザーが入力したコマンドやオプションを処理するための強力なライブラリです。ネストされたコマンド、デフォルト値、バリデーションなど、複雑な引数解析を簡単に行うことができます。豊富なドキュメントと例があり、使いやすさも特徴です。 - ora:
ora
は、進行状況を示すスピナーをターミナルに表示するためのシンプルで効果的なライブラリです。非同期処理の進行状況を視覚的に示すことで、ユーザーにプロセスが実行中であることを伝えます。スピナーのスタイルやメッセージをカスタマイズすることもでき、シンプルなAPIで簡単に統合できます。
カスタマイズ性
- yargs:
yargs
は、コマンドやオプションの定義、バリデーション、ヘルプメッセージのカスタマイズなど、非常に高いカスタマイズ性を持っています。複雑なCLIツールを作成する際に、柔軟に設定を変更することができます。 - ora:
ora
は、スピナーのメッセージやスタイルをカスタマイズすることができますが、主に進行状況を示すためのツールです。カスタマイズの範囲は限られていますが、シンプルさが魅力です。
使用例
- yargs:
yargs
を使用したコマンドライン引数の解析例const yargs = require('yargs'); const argv = yargs .command('作業', '作業を実行する', { 時間: { 描述: '作業にかかる時間', 例: '時間', 要求: true } }) .help() .argv; console.log(`作業を${argv.時間}時間実行します。`);
- ora:
ora
を使用したスピナーの例const ora = require('ora'); const spinner = ora('処理中...').start(); setTimeout(() => { spinner.succeed('処理が完了しました!'); }, 2000);