yargs vs ora
"コマンドラインインターフェース(CLI)ツール" npm パッケージ比較
1 年
yargsora類似パッケージ:
コマンドラインインターフェース(CLI)ツールとは?

コマンドラインインターフェース(CLI)ツールは、テキストベースのインターフェースを介してユーザーとコンピュータが対話するためのプログラムです。これらのツールは、コマンドラインシェル(ターミナル)で実行され、ユーザーがコマンドを入力し、プログラムがそれに応じて応答します。CLIツールは、スクリプトの自動化、システム管理、データ処理、開発作業など、さまざまなタスクを効率的に実行するために使用されます。oraは、進行状況を示すスピナーを簡単に作成できるライブラリで、非同期処理の進行状況を視覚的に示すのに役立ちます。一方、yargsは、コマンドライン引数を解析し、ユーザーが入力したコマンドやオプションを簡単に処理できるようにするライブラリです。これにより、よりインタラクティブで使いやすいCLIツールを作成することができます。

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パッケージ
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サイズ
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公開日時
ライセンス
yargs126,515,73711,309231 kB2922ヶ月前MIT
ora38,073,4109,37527.5 kB215ヶ月前MIT
機能比較: yargs vs ora

主な機能

  • yargs:

    yargsは、コマンドライン引数を解析し、ユーザーが入力したコマンドやオプションを処理するための強力なライブラリです。ネストされたコマンド、デフォルト値、バリデーションなど、複雑な引数解析を簡単に行うことができます。豊富なドキュメントと例があり、使いやすさも特徴です。

  • ora:

    oraは、進行状況を示すスピナーをターミナルに表示するためのシンプルで効果的なライブラリです。非同期処理の進行状況を視覚的に示すことで、ユーザーにプロセスが実行中であることを伝えます。スピナーのスタイルやメッセージをカスタマイズすることもでき、シンプルなAPIで簡単に統合できます。

カスタマイズ性

  • yargs:

    yargsは、コマンドやオプションの定義、バリデーション、ヘルプメッセージのカスタマイズなど、非常に高いカスタマイズ性を持っています。複雑なCLIツールを作成する際に、柔軟に設定を変更することができます。

  • ora:

    oraは、スピナーのメッセージやスタイルをカスタマイズすることができますが、主に進行状況を示すためのツールです。カスタマイズの範囲は限られていますが、シンプルさが魅力です。

使用例

  • yargs:

    yargsを使用したコマンドライン引数の解析例

    const yargs = require('yargs');
    const argv = yargs
      .command('作業', '作業を実行する', {
        時間: {
          描述: '作業にかかる時間',
          例: '時間',
          要求: true
        }
      })
      .help()
      .argv;
    
    console.log(`作業を${argv.時間}時間実行します。`);
    
  • ora:

    oraを使用したスピナーの例

    const ora = require('ora');
    const spinner = ora('処理中...').start();
    
    setTimeout(() => {
      spinner.succeed('処理が完了しました!');
    }, 2000);
    
選び方: yargs vs ora
  • yargs:

    コマンドライン引数を解析し、ユーザーからの入力に基づいて異なる動作をさせたい場合は、yargsを選択してください。特に、複雑なコマンドやオプションを持つCLIツールを作成する場合に役立ちます。

  • ora:

    非同期処理の進行状況を視覚的に示したい場合は、oraを選択してください。特に、長時間かかるタスクやプロセスの進行状況をユーザーに示す必要がある場合に便利です。