@ngx-translate/core vs @ngneat/transloco vs angular-i18n
"Angular国際化ライブラリ" npm パッケージ比較
1 年
@ngx-translate/core@ngneat/translocoangular-i18n類似パッケージ:
Angular国際化ライブラリとは?

国際化ライブラリは、アプリケーションを多言語対応にするためのツールです。これらのライブラリは、異なる言語の翻訳を管理し、ユーザーの言語設定に応じてコンテンツを動的に切り替える機能を提供します。これにより、グローバルなユーザーに対してアプリケーションを展開することが容易になります。

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統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
@ngx-translate/core1,025,289-142 kB-4ヶ月前MIT
@ngneat/transloco66,8782,108613 kB1141年前MIT
angular-i18n50,46158,7392.53 MB463-MIT
機能比較: @ngx-translate/core vs @ngneat/transloco vs angular-i18n

翻訳管理

  • @ngx-translate/core:

    ngx-translateは、JSONファイルを使用して翻訳を管理し、簡単に翻訳を追加・変更できます。シンプルなAPIを提供しており、開発者が直感的に使用できる設計です。

  • @ngneat/transloco:

    Translocoは、翻訳をモジュール単位で管理でき、必要に応じて動的にロードすることが可能です。これにより、アプリケーションのパフォーマンスを向上させつつ、必要な翻訳のみを読み込むことができます。

  • angular-i18n:

    Angularのi18nは、Angularのビルドプロセスに統合されており、静的な翻訳ファイルを使用します。これにより、アプリケーションのパフォーマンスが最適化され、ビルド時に翻訳が確定します。

動的翻訳切り替え

  • @ngx-translate/core:

    ngx-translateも動的な翻訳切り替えをサポートしており、簡単に現在の言語を変更できます。ただし、Translocoに比べると、動的な部分での柔軟性は劣ります。

  • @ngneat/transloco:

    Translocoは、ユーザーの言語設定に基づいて、アプリケーションの言語を動的に切り替えることができます。これにより、ユーザーエクスペリエンスが向上し、リアルタイムでの翻訳変更が可能です。

  • angular-i18n:

    Angularのi18nは、基本的には静的な翻訳を使用するため、動的な切り替えには向いていません。アプリケーションのビルド時に言語が決定されるため、動的な変更には別途工夫が必要です。

パフォーマンス

  • @ngx-translate/core:

    ngx-translateは、翻訳ファイルを事前に読み込む必要があるため、初期読み込み時に若干のオーバーヘッドがありますが、簡単にキャッシュすることでパフォーマンスを改善できます。

  • @ngneat/transloco:

    Translocoは、必要な翻訳のみを動的にロードするため、アプリケーションの初期読み込み時間を短縮できます。また、軽量な設計により、パフォーマンスが向上します。

  • angular-i18n:

    Angularのi18nは、ビルド時に翻訳が確定するため、実行時のパフォーマンスは非常に高いですが、動的な変更には不向きです。

学習曲線

  • @ngx-translate/core:

    ngx-translateは、シンプルな構造とAPIにより、学習曲線が緩やかで、すぐに使い始めることができます。

  • @ngneat/transloco:

    Translocoは、比較的直感的で学習しやすいAPIを提供しており、特に新しい開発者にとって使いやすいです。

  • angular-i18n:

    Angularのi18nは、Angularの全体的な理解が必要なため、他のライブラリに比べて学習曲線が急です。特に、ビルドプロセスとの統合を理解する必要があります。

拡張性

  • @ngx-translate/core:

    ngx-translateは、基本的な機能を提供しますが、拡張性は限られています。カスタム機能を追加するには、独自の実装が必要です。

  • @ngneat/transloco:

    Translocoは、プラグインシステムを持ち、カスタムロジックや機能を追加することが容易です。これにより、特定のニーズに応じた拡張が可能です。

  • angular-i18n:

    Angularのi18nは、フレームワークに組み込まれているため、拡張性は低いですが、Angularの機能をフルに活用することができます。

選び方: @ngx-translate/core vs @ngneat/transloco vs angular-i18n
  • @ngx-translate/core:

    ngx-translateは、シンプルで使いやすいAPIを提供し、基本的な国際化機能を必要とする場合に適しています。既存のAngularアプリケーションに簡単に統合できるため、迅速な実装が可能です。

  • @ngneat/transloco:

    Translocoは、軽量で柔軟な国際化ライブラリを求めている場合に最適です。特に、動的な翻訳の切り替えや、複雑な翻訳管理が必要なアプリケーションに向いています。

  • angular-i18n:

    Angularの組み込み国際化機能は、Angularフレームワークを使用している場合に最適です。大規模なアプリケーションでのパフォーマンスを重視し、静的な翻訳ファイルを使用する場合に適しています。