swr vs react-query vs axios-hooks
"データフェッチングライブラリ" npm パッケージ比較
1 年
swrreact-queryaxios-hooks類似パッケージ:
データフェッチングライブラリとは?

データフェッチングライブラリは、Reactアプリケーションにおいて外部APIからデータを取得し、管理するためのツールです。これらのライブラリは、データの取得、キャッシング、更新、エラーハンドリングを簡素化し、開発者が効率的にデータを扱えるようにします。これにより、アプリケーションのパフォーマンスとユーザー体験が向上します。

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統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
swr3,360,48131,068264 kB16020日前MIT
react-query1,349,30243,9322.26 MB912年前MIT
axios-hooks52,5081,88947 kB52ヶ月前MIT
機能比較: swr vs react-query vs axios-hooks

データフェッチングの簡便さ

  • swr:

    swrは、データを取得するための非常にシンプルなAPIを提供します。useSWRフックを使うことで、データの取得とキャッシングが簡単に行え、必要に応じて再取得も自動で行われます。

  • react-query:

    react-queryは、データフェッチングを非常に簡単に行えるように設計されています。useQueryフックを使用することで、データの取得、キャッシング、エラーハンドリングを一元管理できます。

  • axios-hooks:

    axios-hooksは、AxiosのシンプルなAPIを活かし、Hooksを用いたデータフェッチングを容易にします。useAxiosフックを使うことで、APIコールを簡単に行え、レスポンスを直接コンポーネントにバインドできます。

キャッシング機能

  • swr:

    swrは、デフォルトでキャッシングを行い、データが再取得される際にはキャッシュからのデータを優先します。これにより、ユーザーは迅速にデータを取得でき、アプリケーションの応答性が向上します。

  • react-query:

    react-queryは、強力なキャッシング機能を持ち、デフォルトでデータをキャッシュします。データが再取得される際には、キャッシュが有効に活用され、パフォーマンスが向上します。

  • axios-hooks:

    axios-hooksは、Axiosのキャッシング機能を直接利用することはできませんが、Axiosのインターセプターを使用してカスタムキャッシングを実装することが可能です。

エラーハンドリング

  • swr:

    swrは、エラーハンドリングのためのシンプルなAPIを提供します。データ取得中にエラーが発生した場合、エラー状態を簡単に管理し、UIに反映させることができます。

  • react-query:

    react-queryは、エラーハンドリングのための機能が充実しています。useQueryフックを使用することで、エラーが発生した場合の状態を簡単に管理でき、UIにエラーメッセージを表示することができます。

  • axios-hooks:

    axios-hooksは、Axiosのエラーハンドリング機能を活用できます。Axiosのcatchメソッドを使用して、エラーを簡単に処理し、UIに反映させることができます。

再取得機能

  • swr:

    swrは、データの再取得を自動的に行う機能を持ち、一定の間隔でデータを再検証します。これにより、リアルタイムデータを扱うアプリケーションに適しています。

  • react-query:

    react-queryは、データの自動再取得機能を持ち、データが変更された場合やフォーカスが戻った際に自動的にデータを再取得します。これにより、常に最新のデータをユーザーに提供できます。

  • axios-hooks:

    axios-hooksは、再取得機能を自動的には提供しませんが、Axiosのインターセプターを使用して手動で再取得を実装することができます。

学習曲線

  • swr:

    swrは、シンプルなAPIを提供しているため、学習曲線は非常に緩やかです。特に、ReactのHooksに慣れている開発者にとっては、すぐに使いこなせるでしょう。

  • react-query:

    react-queryは、機能が豊富ですが、最初は少し学習が必要です。しかし、ドキュメントが充実しているため、比較的短期間で習得できます。

  • axios-hooks:

    axios-hooksは、Axiosの知識があればすぐに使い始めることができるため、学習曲線は比較的緩やかです。

選び方: swr vs react-query vs axios-hooks
  • swr:

    swrは、シンプルで直感的なAPIを提供し、データの取得とキャッシングを効率的に行います。特に、リアルタイムデータや頻繁に更新されるデータを扱う場合に適しています。SWRの再検証機能は、データの整合性を保ちながら、ユーザー体験を向上させるのに役立ちます。

  • react-query:

    react-queryは、データの取得、キャッシング、更新を強力にサポートするライブラリです。データの状態管理や自動リフェッチ機能が充実しており、複雑なデータフローを持つアプリケーションに適しています。特に、サーバーからのデータを頻繁に更新する必要がある場合に選ぶべきです。

  • axios-hooks:

    axios-hooksは、Axiosを使用してデータを取得する場合に最適です。Axiosの機能を活かしつつ、ReactのHooksと統合されているため、シンプルなAPIを提供します。特に、Axiosのインターセプターやカスタム設定を利用したい場合に選択すると良いでしょう。