debug vs winston vs pino vs loglevel vs bunyan
"Node.js ロギングライブラリ" npm パッケージ比較
1 年
debugwinstonpinologlevelbunyan類似パッケージ:
Node.js ロギングライブラリとは?

Node.js のロギングライブラリは、アプリケーションの実行時に発生するイベントやエラーを記録するためのツールです。これらのライブラリは、開発者がアプリケーションの状態を把握し、デバッグやパフォーマンスの最適化を行うのに役立ちます。各ライブラリは異なる機能や設計哲学を持ち、特定のユースケースに適した選択肢を提供します。

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統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
debug319,741,58311,21742.8 kB813ヶ月前MIT
winston13,252,23123,316271 kB5104ヶ月前MIT
pino10,465,09514,959746 kB1342ヶ月前MIT
loglevel9,400,8452,65386.2 kB176ヶ月前MIT
bunyan1,915,5657,195-2924年前MIT
機能比較: debug vs winston vs pino vs loglevel vs bunyan

パフォーマンス

  • debug:

    Debugは、非常に軽量で、必要なときにのみログを出力するため、パフォーマンスに優れています。

  • winston:

    Winstonは、柔軟性がある一方で、パフォーマンスは他の専用ライブラリに比べてやや劣ることがあります。

  • pino:

    Pinoは、非常に高速なロギングを提供し、特に高負荷のアプリケーションに適しています。

  • loglevel:

    Loglevelは、シンプルな構造を持ち、パフォーマンスに優れていますが、機能は制限されています。

  • bunyan:

    Bunyanは、構造化されたJSONログを生成しますが、パフォーマンスは他のライブラリに比べてやや劣る場合があります。

構造化ログ

  • debug:

    Debugは、構造化ログをサポートしていませんが、シンプルなテキストログを提供します。

  • winston:

    Winstonは、カスタムフォーマッタを使用して構造化ログを生成できますが、デフォルトではテキスト形式です。

  • pino:

    Pinoは、構造化されたログを簡単に生成でき、JSON形式での出力が可能です。

  • loglevel:

    Loglevelも構造化ログをサポートしていませんが、シンプルなログ出力が可能です。

  • bunyan:

    Bunyanは、構造化されたJSON形式でログを出力するため、後処理や分析が容易です。

使いやすさ

  • debug:

    Debugは、非常にシンプルなAPIを提供しており、すぐに使い始めることができます。

  • winston:

    Winstonは、機能が豊富ですが、設定が複雑になることがあります。

  • pino:

    Pinoは、シンプルなAPIを提供し、使いやすさとパフォーマンスのバランスが取れています。

  • loglevel:

    Loglevelは、簡単なAPIを持ち、すぐに導入可能です。

  • bunyan:

    Bunyanは、APIがわかりやすく、初心者でも扱いやすいですが、設定がやや複雑です。

トランスポートのサポート

  • debug:

    Debugは、基本的にコンソール出力に特化しており、トランスポートのサポートはありません。

  • winston:

    Winstonは、複数のトランスポートをサポートしており、異なる出力先にログを送信できます。

  • pino:

    Pinoは、さまざまなトランスポートに対応しており、柔軟なログ出力が可能です。

  • loglevel:

    Loglevelは、主にクライアントサイドでの使用を目的としており、トランスポートの選択肢は限られています。

  • bunyan:

    Bunyanは、ストリームへの出力をサポートしており、さまざまな出力先に対応できます。

デバッグ機能

  • debug:

    Debugは、名前空間を使用してログをフィルタリングできるため、特定の部分のデバッグが容易です。

  • winston:

    Winstonは、カスタムロガーを作成でき、デバッグ情報を柔軟に管理できます。

  • pino:

    Pinoは、デバッグ用のオプションが豊富で、パフォーマンスを維持しつつ詳細なログを取得できます。

  • loglevel:

    Loglevelは、ログレベルを簡単に設定でき、必要なログのみを表示できます。

  • bunyan:

    Bunyanは、ログのレベルを設定でき、特定のレベルのログをフィルタリングする機能があります。

選び方: debug vs winston vs pino vs loglevel vs bunyan
  • debug:

    Debugは、シンプルで軽量なロギングライブラリで、特定の名前空間に基づいてログをフィルタリングできます。開発中のデバッグ情報を簡単に管理したい場合に最適です。

  • winston:

    Winstonは、柔軟性が高く、複数のトランスポートをサポートしています。異なる出力先にログを送信したい場合に適しています。

  • pino:

    Pinoは、高速なロギングを実現するために設計されており、パフォーマンスを重視するアプリケーションに最適です。非同期ロギングが必要な場合にも対応しています。

  • loglevel:

    Loglevelは、シンプルなAPIを提供し、ログレベルの設定が容易です。クライアントサイドのアプリケーションでの使用に適しています。

  • bunyan:

    Bunyanは、JSON形式でのロギングをサポートし、ストリームへの出力が容易です。構造化されたログを必要とする場合に適しています。