ストリーミング処理
- form-data:
form-dataは主にリクエストを作成するためのライブラリであり、ストリーミング処理には対応していません。
- busboy:
Busboyはストリームを利用したファイル処理を行い、大きなファイルをメモリに負担をかけずに処理できます。これにより、リアルタイムでのファイル処理が可能です。
- formidable:
Formidableはストリーミング処理をサポートしており、大きなファイルを効率的に処理できます。
- multer:
Multerは、ストリーミング処理を行わず、ファイルをメモリまたはディスクに保存するためのシンプルな方法を提供します。
- express-fileupload:
express-fileuploadは、ストリーミング処理をサポートしていませんが、簡単なファイルアップロードには十分な機能を提供します。
使いやすさ
- form-data:
form-dataはHTTPリクエストを作成するためのライブラリで、使い方は比較的簡単ですが、ファイルアップロード専用ではありません。
- busboy:
Busboyはストリームベースのため、少し複雑なAPIを持っていますが、効率的なファイル処理が可能です。
- formidable:
Formidableは多機能ですが、設定が多く、初心者には少し難しいかもしれません。
- multer:
MulterはExpress.jsと統合されているため、使いやすく、すぐに実装できます。
- express-fileupload:
express-fileuploadは非常にシンプルなAPIを持ち、すぐに使い始めることができます。
ファイルサイズ制限
- form-data:
form-dataは、ファイルサイズ制限を設定する機能を持っていません。
- busboy:
Busboyは、ファイルサイズ制限を簡単に設定でき、大きなファイルの処理に適しています。
- formidable:
Formidableは、ファイルサイズ制限を設定でき、特に大きなファイルを扱う際に便利です。
- multer:
Multerは、ファイルサイズ制限を簡単に設定でき、特定のサイズを超えるファイルを拒否することができます。
- express-fileupload:
express-fileuploadは、ファイルサイズ制限を設定するオプションがありますが、デフォルトでは制限がありません。
エラーハンドリング
- form-data:
form-dataは、エラーハンドリングの機能が限られており、主にリクエストの作成に使用されます。
- busboy:
Busboyは、ストリーミング中にエラーが発生した場合、適切なエラーハンドリングを提供します。
- formidable:
Formidableは、詳細なエラーハンドリング機能を持ち、エラーの原因を特定しやすくなっています。
- multer:
Multerは、ファイルアップロード中のエラーを簡単に捕捉でき、適切なエラーメッセージを返すことができます。
- express-fileupload:
express-fileuploadは、エラーが発生した場合のハンドリングが簡単で、ユーザーにわかりやすいエラーメッセージを返すことができます。
サポートされるファイルタイプ
- form-data:
form-dataは、ファイルタイプに制限がなく、任意のファイルを送信できます。
- busboy:
Busboyは、任意のファイルタイプを処理でき、特に大きなファイルに適しています。
- formidable:
Formidableは、さまざまなファイルタイプをサポートしており、特に大きなファイルのアップロードに適しています。
- multer:
Multerは、特定のファイルタイプを制限することができ、セキュリティの観点からも優れています。
- express-fileupload:
express-fileuploadは、一般的なファイルタイプをサポートしており、特に画像ファイルのアップロードに適しています。