joi vs yup vs express-validator vs celebrate
"バリデーションライブラリ" npm パッケージ比較
1 年
joiyupexpress-validatorcelebrate類似パッケージ:
バリデーションライブラリとは?

バリデーションライブラリは、ユーザーからの入力データを検証し、正しい形式であることを保証するために使用されます。これにより、アプリケーションの信頼性が向上し、エラーを未然に防ぐことができます。これらのライブラリは、特にWebアプリケーションにおいて、データの整合性を保つために重要です。

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統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
joi10,986,86421,045531 kB1858ヶ月前BSD-3-Clause
yup8,290,27923,196260 kB2402ヶ月前MIT
express-validator687,0676,183145 kB702ヶ月前MIT
celebrate69,2921,34327.8 kB01年前MIT
機能比較: joi vs yup vs express-validator vs celebrate

バリデーション方式

  • joi:

    Joiは、スキーマを定義することで、複雑なデータ構造を検証できます。オブジェクトのネストや配列の検証も容易で、非常に強力なバリデーション機能を提供します。

  • yup:

    Yupは、スキーマを定義し、非同期バリデーションをサポートしています。Promiseを返すため、非同期処理と組み合わせて使用するのに適しています。

  • express-validator:

    Express-validatorは、ミドルウェアとして簡単に使用でき、リクエストのバリデーションを行うための多くの便利なメソッドを提供します。バリデーションルールをチェーンすることができ、直感的に使用できます。

  • celebrate:

    Celebrateは、スキーマを使用してリクエストのバリデーションを行います。これは、Express.jsのミドルウェアとして機能し、リクエストのボディ、クエリ、パラメータを検証するのに便利です。

エラーメッセージのカスタマイズ

  • joi:

    Joiでは、各バリデーションルールに対してカスタムメッセージを設定することができ、エラーメッセージを詳細に制御できます。

  • yup:

    Yupでは、各フィールドに対してカスタムメッセージを設定でき、エラーの内容を柔軟に変更できます。

  • express-validator:

    Express-validatorは、バリデーションエラーのメッセージをカスタマイズするためのオプションを提供します。各バリデーションルールに対して、独自のエラーメッセージを設定できます。

  • celebrate:

    Celebrateでは、エラーメッセージをカスタマイズするために、スキーマ内でメッセージを指定できます。これにより、ユーザーにわかりやすいエラーメッセージを提供できます。

非同期バリデーション

  • joi:

    Joiは、非同期バリデーションを強力にサポートしており、Promiseを使用して非同期処理を行うことができます。

  • yup:

    Yupは、Promiseを返すため、非同期バリデーションを簡単に実装できます。特に、フロントエンドでの使用に適しています。

  • express-validator:

    Express-validatorは、非同期バリデーションをサポートしており、データベースとの照合などの非同期処理を行うことができます。

  • celebrate:

    Celebrateは、非同期バリデーションをサポートしていませんが、リクエストのバリデーションには適しています。

学習曲線

  • joi:

    Joiは、スキーマベースのアプローチを採用しており、最初は少し学習が必要ですが、非常に強力な機能を提供します。

  • yup:

    Yupは、シンプルなAPIを持ち、特にReactとの統合が容易なため、学習が比較的簡単です。

  • express-validator:

    Express-validatorは、シンプルで直感的なAPIを持っているため、学習曲線は緩やかです。

  • celebrate:

    Celebrateは、Express.jsに特化しているため、Expressを使用している場合は比較的簡単に学習できます。

拡張性

  • joi:

    Joiは、非常に柔軟で、カスタムバリデーションや複雑なスキーマを作成することができるため、拡張性が高いです。

  • yup:

    Yupは、スキーマを簡単に定義でき、カスタムバリデーションを追加することも可能で、拡張性があります。

  • express-validator:

    Express-validatorは、カスタムバリデーションルールを簡単に追加でき、拡張性が高いです。

  • celebrate:

    Celebrateは、Express.jsのミドルウェアとして機能するため、拡張性は高いですが、他のフレームワークとの統合は難しい場合があります。

選び方: joi vs yup vs express-validator vs celebrate
  • joi:

    Joiは、スキーマベースのバリデーションを提供し、複雑なデータ構造の検証に適しています。データの整合性を厳密に保ちたい場合や、カスタムバリデーションが必要な場合に選択してください。

  • yup:

    Yupは、Promiseベースのバリデーションを提供し、非同期処理に強いです。Reactなどのフロントエンドフレームワークで使用する場合や、スキーマを簡単に定義したい場合に適しています。

  • express-validator:

    Express-validatorは、シンプルで柔軟なバリデーションを提供します。特に、ミドルウェアとして使用したい場合や、Expressアプリケーションでのバリデーションを簡単に行いたい場合に適しています。

  • celebrate:

    Celebrateは、Express.jsと統合されているため、Expressアプリケーションでの使用に最適です。スキーマを使用してリクエストのバリデーションを行いたい場合に選択してください。