fuse.js vs fuzzysort vs fuzzy-search vs fuzzysearch vs elasticlunr
"ウェブ開発における検索ライブラリ" npm パッケージ比較
1 年
fuse.jsfuzzysortfuzzy-searchfuzzysearchelasticlunr類似パッケージ:
ウェブ開発における検索ライブラリとは?

検索ライブラリは、テキストデータの中から特定の情報を効率的に見つけ出すためのツールです。これらのライブラリは、ユーザーが入力したクエリに基づいてデータセットを検索し、一致する結果を返します。特に大規模なデータセットや動的なコンテンツを扱うウェブアプリケーションにおいて、検索ライブラリは重要な役割を果たします。これらのライブラリは、単純な文字列一致から高度なファジーマッチング、ランキングアルゴリズムまで、さまざまな検索機能を提供します。これにより、ユーザーはより正確で関連性の高い結果を迅速に得ることができます。

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パッケージ
ダウンロード数
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サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
fuse.js3,924,16719,002456 kB142ヶ月前Apache-2.0
fuzzysort401,5744,08845.6 kB96ヶ月前MIT
fuzzy-search160,225226-165年前ISC
fuzzysearch107,7312,724-510年前MIT
elasticlunr27,5262,059-779年前MIT
機能比較: fuse.js vs fuzzysort vs fuzzy-search vs fuzzysearch vs elasticlunr

インデックス作成と検索

  • fuse.js:

    fuse.jsは、インデックスを事前に作成する必要がなく、動的に検索を行います。これにより、データセットが変更されるたびにインデックスを更新する必要がなく、柔軟性があります。

  • fuzzysort:

    fuzzysortは、インデックスを使用せずにファジー検索を行いますが、検索結果を関連性に基づいてランキングするため、より精度の高い結果を得ることができます。

  • fuzzy-search:

    fuzzy-searchは、インデックス作成を必要とせず、与えられたデータセットに対して直接検索を行います。シンプルな構造で、使いやすさが特徴です。

  • fuzzysearch:

    fuzzysearchは、インデックスを使用せずに文字列内で部分一致を見つけるため、リアルタイムでの検索が可能です。特に、タイポや不完全な入力に対しても一致を見つけることができます。

  • elasticlunr:

    elasticlunrは、クライアントサイドでインデックスを作成し、検索を行います。インデックス作成は比較的迅速で、特に小規模から中規模のデータセットに適しています。

ファジーマッチング

  • fuse.js:

    fuse.jsは、ファジーマッチングに強力な機能を提供しており、特に部分一致やタイポに対して柔軟に対応します。マッチングの精度や範囲を設定できるため、カスタマイズが容易です。

  • fuzzysort:

    fuzzysortは、高速で効率的なファジーマッチングを提供し、特に大規模なデータセットに対しても迅速に検索を行うことができます。結果は関連性に基づいてランキングされるため、ユーザーにとってより意味のある結果が得られます。

  • fuzzy-search:

    fuzzy-searchは、ファジーマッチングに特化しており、タイポや不完全な入力に対して高い精度で一致する結果を返します。シンプルでありながら効果的なファジー検索を提供します。

  • fuzzysearch:

    fuzzysearchは、部分一致を見つけるためのシンプルなアルゴリズムを使用しており、特にタイポや不完全な文字列に対しても一致を見つけることができます。

  • elasticlunr:

    elasticlunrは、ファジーマッチングをサポートしていますが、主に完全一致や部分一致に焦点を当てています。ファジー検索の精度は設定可能ですが、他のライブラリに比べると限定的です。

パフォーマンス

  • fuse.js:

    fuse.jsは、データセットが大きくなると検索パフォーマンスが低下する可能性がありますが、インデックスを必要としないため、柔軟性があります。特に中小規模のデータセットに対しては非常に効果的です。

  • fuzzysort:

    fuzzysortは、高速なファジー検索を提供するため、大規模なデータセットに対しても優れたパフォーマンスを発揮します。特に、検索結果を関連性に基づいて迅速にランキングする機能があります。

  • fuzzy-search:

    fuzzy-searchは、シンプルなアルゴリズムを使用しているため、比較的小規模なデータセットに対しては高速ですが、大規模データセットではパフォーマンスが課題になる可能性があります。

  • fuzzysearch:

    fuzzysearchは、軽量で効率的なアルゴリズムを使用しており、特にリアルタイム検索に適しています。大規模データセットに対しても比較的高いパフォーマンスを維持します。

  • elasticlunr:

    elasticlunrは、クライアントサイドで動作するため、大規模なデータセットに対してはパフォーマンスが低下する可能性があります。ただし、インデックス作成が比較的迅速で、リアルタイム検索には適しています。

使いやすさ

  • fuse.js:

    fuse.jsは、直感的なAPIを持ち、特にファジーマッチングの設定が簡単です。ドキュメントもわかりやすく、カスタマイズが容易です。

  • fuzzysort:

    fuzzysortは、使いやすいAPIを提供しており、特に関連性に基づいたランキング機能が直感的です。ドキュメントも充実しており、実装が容易です。

  • fuzzy-search:

    fuzzy-searchは、シンプルで使いやすいAPIを提供しており、特にファジー検索に特化しているため、直感的に使用できます。

  • fuzzysearch:

    fuzzysearchは、非常にシンプルなAPIを持ち、使い方が簡単です。特に、タイポや不完全な入力に対しても迅速に一致を見つけることができます。

  • elasticlunr:

    elasticlunrは、シンプルなAPIを提供しており、ドキュメントも充実しています。インデックス作成と検索のプロセスが明確で、使いやすいです。

コード例

  • fuse.js:

    fuse.jsを使用したファジー検索の例

    const Fuse = require('fuse.js');
    
    // データセット
    const data = [
      { id: 1, title: 'Apple', description: 'A sweet red fruit' },
      { id: 2, title: 'Banana', description: 'A long yellow fruit' },
      { id: 3, title: 'Cherry', description: 'A small red fruit' },
    ];
    
    // ファジー検索の設定
    const options = {
      keys: ['title', 'description'], // 検索対象のフィールド
      threshold: 0.3, // マッチングの閾値
    };
    
    // Fuseインスタンスの作成
    const fuse = new Fuse(data, options);
    
    // 検索
    const result = fuse.search('appl'); // タイポを含む検索
    console.log(result);
    
  • fuzzysort:

    fuzzysortを使用したファジー検索の例

    const fuzzysort = require('fuzzysort');
    
    // データセット
    const items = ['apple', 'banana', 'cherry', 'date'];
    
    // ファジー検索
    const results = fuzzysort.go('appl', items); // タイポを含む検索
    console.log(results);
    
  • fuzzy-search:

    fuzzy-searchを使用したファジー検索の例

    const { fuzzySearch } = require('fuzzy-search');
    
    // データセット
    const items = ['apple', 'banana', 'cherry', 'date'];
    
    // ファジー検索
    const results = fuzzySearch('appl', items); // タイポを含む検索
    console.log(results);
    
  • fuzzysearch:

    fuzzysearchを使用した部分一致の例

    const fuzzysearch = require('fuzzysearch');
    
    // 部分一致のチェック
    const str = 'hello world';
    const pattern = 'hll';
    const isMatch = fuzzysearch(pattern, str); // 部分一致をチェック
    console.log(isMatch); // true
    
  • elasticlunr:

    elasticlunrを使用した検索の例

    const elasticlunr = require('elasticlunr');
    
    // インデックスの作成
    const index = elasticlunr(function () {
      this.addField('title');
      this.addField('body');
      this.setRef('id');
    });
    
    // ドキュメントの追加
    index.addDoc({ id: 1, title: 'Elasticlunrの紹介', body: 'Elasticlunrは、クライアントサイドで動作する全文検索ライブラリです。' });
    index.addDoc({ id: 2, title: 'ファジー検索の基本', body: 'ファジー検索は、タイポや不完全な入力に対しても一致する結果を返します。' });
    
    // 検索
    const results = index.search('ファジー検索', { fields: { title: { boost: 2 }, body: { boost: 1 } }, expand: true });
    console.log(results);
    
選び方: fuse.js vs fuzzysort vs fuzzy-search vs fuzzysearch vs elasticlunr
  • fuse.js:

    fuse.jsは、部分一致やファジーマッチングをサポートするため、ユーザーが入力したクエリに対して柔軟に一致する結果を返します。特に、ユーザーが正確な検索語を知らない場合や、タイポがある場合でも効果的に機能します。

  • fuzzysort:

    fuzzysortは、高速なファジー検索を提供するライブラリで、特にパフォーマンスに優れています。大規模なデータセットに対しても迅速に検索を行うことができ、結果を関連性に基づいてランキングする機能があります。

  • fuzzy-search:

    fuzzy-searchは、特にファジー検索に特化したライブラリで、タイポや不完全な入力に対しても高い精度で一致する結果を返します。シンプルで使いやすく、ファジー検索が必要なプロジェクトに最適です。

  • fuzzysearch:

    fuzzysearchは、文字列内で部分一致を見つけるためのシンプルで効率的なライブラリです。特に、タイポや不完全な文字列に対しても一致を見つけることができるため、軽量なファジー検索が必要な場合に適しています。

  • elasticlunr:

    elasticlunrを選択するのは、クライアントサイドで動作する軽量な全文検索エンジンが必要な場合です。特に、小規模から中規模のデータセットに適しており、インデックス作成と検索が迅速に行えます。