APIのシンプルさ
- ssh2:
ssh2は、低レベルのAPIを提供し、より多くのカスタマイズが可能ですが、使用するにはやや複雑です。多機能であるため、特定の要件に応じて柔軟に対応できます。
- ssh2-sftp-client:
ssh2-sftp-clientは、SFTPに特化したAPIを提供し、ファイル操作が簡単に行えるため、特にファイル転送に特化したアプリケーションに適しています。
- node-ssh:
node-sshは、シンプルで直感的なAPIを提供し、SSH接続を簡単に行うことができます。コマンドの実行やファイルの転送が簡単に実装できるため、初心者にも扱いやすいです。
- ssh2-promise:
ssh2-promiseは、Promiseを利用したAPIを提供し、非同期処理を簡潔に記述できるため、コードが読みやすくなります。特に、async/awaitを使用する場合に便利です。
非同期処理のサポート
- ssh2:
ssh2は、コールバックベースの非同期処理をサポートしており、非同期操作を行う際には、コールバック関数を使用する必要があります。
- ssh2-sftp-client:
ssh2-sftp-clientは、PromiseベースのAPIを提供し、非同期処理を簡潔に記述できるため、ファイル転送や操作をスムーズに行えます。
- node-ssh:
node-sshは、コールバックベースの非同期処理をサポートしていますが、Promiseを使用することはできません。非同期処理を行う際には、コールバックを適切に管理する必要があります。
- ssh2-promise:
ssh2-promiseは、Promiseベースの非同期処理をサポートしており、async/await構文を使用することで、より直感的に非同期処理を記述できます。
SFTP機能
- ssh2:
ssh2は、SFTP機能をサポートしていますが、SFTP専用のライブラリではないため、SFTP操作を行う際には追加の設定が必要です。
- ssh2-sftp-client:
ssh2-sftp-clientは、SFTPに特化しており、ファイルのアップロード、ダウンロード、削除などの操作を簡単に行うことができます。特に、SFTPを頻繁に使用する場合に最適です。
- node-ssh:
node-sshは、基本的なSFTP機能を提供しますが、SFTP専用の機能は限られています。ファイル転送が主な目的であれば、他のライブラリを検討することをお勧めします。
- ssh2-promise:
ssh2-promiseは、SFTP機能をサポートしており、Promiseを利用して簡単にファイル転送を行うことができます。
エラーハンドリング
- ssh2:
ssh2は、エラーハンドリングが柔軟で、コールバック関数内でエラーを処理できますが、エラーの詳細を把握するためには、追加のロジックが必要です。
- ssh2-sftp-client:
ssh2-sftp-clientは、Promiseを使用したエラーハンドリングを提供し、ファイル操作中のエラーを簡単に処理できます。
- node-ssh:
node-sshは、エラーハンドリングがシンプルで、コールバック内でエラーを処理することができますが、詳細なエラーメッセージは提供されません。
- ssh2-promise:
ssh2-promiseは、Promiseを使用したエラーハンドリングをサポートしており、try/catch構文を使用してエラーを簡単に処理できます。
ドキュメントとサポート
- ssh2:
ssh2は、詳細なドキュメントを提供しており、さまざまな機能についての情報が豊富です。特に、低レベルの機能を利用する際に役立ちます。
- ssh2-sftp-client:
ssh2-sftp-clientは、SFTPに特化したドキュメントを提供しており、ファイル操作に関する情報が豊富です。
- node-ssh:
node-sshは、シンプルなドキュメントを提供しており、基本的な使用方法を理解するのに役立ちますが、詳細な情報は限られています。
- ssh2-promise:
ssh2-promiseは、Promiseを使用したAPIのドキュメントが整備されており、非同期処理を行う際の参考になります。