uuid、node-uuid、short-uuid、uuidv4 は、すべて JavaScript 環境で一意の識別子(UUID)を生成するためのライブラリです。uuid は現在最も標準的で広く採用されているパッケージであり、バージョン 1 から 5 までの多种類の UUID をサポートしています。node-uuid は uuid の前身ですが、現在は非推奨となっています。short-uuid は標準の UUID をより短い文字列に変換する機能に特化しており、URL やユーザー表示用に適しています。uuidv4 はバージョン 4 の生成に特化したパッケージですが、機能面では uuid パッケージの一部で代用可能な場合が多いです。
JavaScript プロジェクトで一意の識別子が必要な場合、どのライブラリを選ぶかは保守性や機能に直結します。uuid、node-uuid、short-uuid、uuidv4 は似ていますが、保守状況と用途に明確な違いがあります。現場での判断材料となる技術的な違いを解説します。
ライブラリ選びで最も重要なのは、それが現在も安全に使えるかです。
uuid
現在事実上の標準パッケージです。メンテナンスが活発で、セキュリティ問題への対応も迅速です。
// uuid: 現在の標準
import { v4 as uuidv4 } from 'uuid';
const id = uuidv4();
node-uuid
公式に非推奨です。過去には標準でしたが、現在は uuid に統合されました。新しいプロジェクトでの使用は避けるべきです。
// node-uuid: 非推奨(レガシー)
var uuid = require('node-uuid');
var id = uuid.v4(); // 警告が出る可能性があります
short-uuid
短縮機能に特化しており、現在も保守されています。uuid パッケージを内部で利用していることが多いです。
// short-uuid: 短縮特化
import short from 'short-uuid';
const id = short.generate();
uuidv4
バージョン 4 生成に特化したパッケージですが、uuid パッケージで代用可能なため、依存を増やす理由が薄いです。
// uuidv4: 単一機能特化
import uuidv4 from 'uuidv4';
const id = uuidv4();
各パッケージで ID を生成する際のコード比較です。機能は似ていても、インポート方法や呼び出し方が異なります。
uuid
名前付きインポートを使用するのが一般的です。ツリーシェイキングに対応しやすい構造です。
import { v4 } from 'uuid';
const id = v4();
node-uuid
古い CommonJS スタイルが主です。モダンなビルドツールでは警告が出ることがあります。
const uuid = require('node-uuid');
const id = uuid.v4();
short-uuid
デフォルトエクスポートを提供し、生成と同時に短縮処理を行います。
import short from 'short-uuid';
const id = short.generate();
uuidv4
デフォルトエクスポートで関数そのものを提供します。
import uuidv4 from 'uuidv4';
const id = uuidv4();
標準の UUID は 36 文字あり、URL には長すぎることがあります。この点で short-uuid が他と明確に異なります。
short-uuid
基地 58 エンコーディングなどを使用して、文字列を大幅に短くできます。変換機能も提供しています。
import short from 'short-uuid';
// 生成
const shortId = short.generate();
// 標準 UUID から変換
const translated = short.translate('550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000');
uuid / node-uuid / uuidv4
これらは標準形式の UUID を生成しますが、短縮機能は持っていません。別途ライブラリが必要です。
// uuid: 短縮機能なし
import { v4 } from 'uuid';
const id = v4(); // 36 文字の文字列
// 短くするには別の処理が必要
ブラウザと Node.js の両方で動くか、また依存関係がどうなるかも重要です。
uuid
ブラウザと Node.js の両方を公式にサポートしています。依存関係も最小限に保たれています。
// どちらの環境でも動作します
import { v4 } from 'uuid';
node-uuid
名前の通り Node.js 寄りの設計でしたが、現在はブラウザ対応も uuid に引き継がれています。
// 古い設計のため、モダンな環境では非推奨
var uuid = require('node-uuid');
short-uuid
uuid に依存しているため、間接的に uuid の機能も利用可能です。
// 内部で uuid を使用
import short from 'short-uuid';
uuidv4
単一機能のため依存は少ないですが、uuid パッケージの一部で済むため、プロジェクト全体としては uuid 一本にまとめる方が管理しやすいです。
// 単一機能のみ
import uuidv4 from 'uuidv4';
| 特徴 | uuid | node-uuid | short-uuid | uuidv4 |
|---|---|---|---|---|
| 保守状況 | ✅ 活発 | ❌ 非推奨 | ✅ 維持 | ⚠️ 限定的 |
| 生成バージョン | v1, v3, v4, v5 | v1, v4 | v4 (変換可) | v4 |
| 短縮機能 | ❌ なし | ❌ なし | ✅ あり | ❌ なし |
| 推奨度 | 🌟 最高 | 🚫 避ける | 🟢 特殊用途 | 🟡 代替可 |
新しいプロジェクトでは、迷わず uuid を選択してください。これが最も安全で、将来の拡張性も高いです。node-uuid は技術的負債となるため避けるべきです。
URL などで短い ID が必要な場合は、short-uuid を uuid と併用するか、short-uuid 単体で使用します。uuidv4 は uuid パッケージで完全に代用できるため、あえて選ぶ理由はほとんどありません。
最終的には、保守性が保証されている標準パッケージに依存すること が、長期的なプロジェクトの健康状態を保つための最善の選択です。
このパッケージは公式に非推奨(deprecated)となっており、新しいプロジェクトでは使用すべきではありません。既存のレガシーコードで維持されている場合は、uuid パッケージへの移行を計画してください。セキュリティアップデートやバグ修正が受けられないため、採用するリスクが高くなります。
UUID を URL パラメータやユーザーに表示する際、文字列長を短くしたい場合に選択します。標準の UUID は 36 文字ありますが、これを基地 58 などでエンコードして短縮できます。ただし、内部処理では標準の uuid と併用することが一般的です。
ほとんどのケースで最初に検討すべき標準パッケージです。バージョン 1、3、4、5 など多种類の生成アルゴリズムをサポートしており、コミュニティによる保守も活発です。ブラウザと Node.js の両方で動作するため、汎用性が最も高い選択肢です。
バージョン 4 の生成のみが必要な場合に候補となりますが、uuid パッケージの機能の一部で済むため、依存パッケージを増やさない観点からは uuid の使用を推奨します。ごく小規模なスクリプトで、あえて単一機能のみを切り出したい場合などに限定的に検討されます。
DEPRECATED: Use the uuid package instead. See
(Yes, the github project is still called "node-uuid". We merged the two projects. Sorry for the confusion.)