recharts vs chart.js vs echarts vs apexcharts
"データビジュアライゼーションライブラリ" npm パッケージ比較
1 年
rechartschart.jsechartsapexcharts類似パッケージ:
データビジュアライゼーションライブラリとは?

データビジュアライゼーションライブラリは、データを視覚的に表現するためのツールです。これらのライブラリは、グラフ、チャート、マップなどの視覚的要素を生成し、データのパターン、傾向、関係を理解しやすくします。ウェブアプリケーションやダッシュボードでデータを効果的に表示するために使用され、インタラクティブな要素を追加することで、ユーザーがデータと対話できるようにします。apexchartsは、シンプルでインタラクティブなチャートを簡単に作成できるライブラリで、特にモバイルフレンドリーなデザインが特徴です。chart.jsは、軽量で使いやすく、カスタマイズ可能なチャートを提供するライブラリで、特に2Dチャートに強みがあります。echartsは、高度にカスタマイズ可能でインタラクティブなチャートを作成できるライブラリで、大規模なデータセットの視覚化に適しています。rechartsは、Reactに特化したチャートライブラリで、コンポーネントベースのアプローチを採用しており、再利用性が高く、カスタマイズが容易です。

npmのダウンロードトレンド
GitHub Starsランキング
統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
recharts7,515,61224,9994.64 MB44712日前MIT
chart.js4,441,84865,7114.96 MB47420分前MIT
echarts1,152,32063,22153.2 MB2,1364ヶ月前Apache-2.0
apexcharts1,039,93714,7214.94 MB3052ヶ月前MIT
機能比較: recharts vs chart.js vs echarts vs apexcharts

チャートの種類

  • recharts:

    rechartsは、折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ、散布図など、基本的なチャートタイプを提供しますが、特にReactコンポーネントとしての再利用性が高く、カスタマイズが容易です。

  • chart.js:

    chart.jsは、折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ、レーダーチャート、散布図など、多様な2Dチャートを提供します。特に、カスタマイズ可能なアニメーションやツールチップが魅力です。

  • echarts:

    echartsは、折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ、散布図に加え、ヒートマップ、ツリーマップ、サンバーストなど、より高度なチャートタイプをサポートしています。特に大規模データの視覚化に強みがあります。

  • apexcharts:

    apexchartsは、折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ、散布図など、さまざまな基本的なチャートタイプをサポートしています。特に、複数の系列を持つチャートや、インタラクティブなツールチップ、アニメーション効果が特徴です。

カスタマイズ性

  • recharts:

    rechartsは、Reactのプロパティを利用してチャートをカスタマイズできます。コンポーネントベースのアプローチにより、再利用可能なカスタムコンポーネントを作成しやすいです。

  • chart.js:

    chart.jsは、チャートのデザインやアニメーションを細かくカスタマイズできる柔軟性があります。プラグインシステムもあり、機能を拡張することが可能です。

  • echarts:

    echartsは、非常に高いカスタマイズ性を提供し、特にデータの視覚化方法やインタラクションを詳細に設定できます。JSONベースの設定が可能で、複雑なビジュアライゼーションを作成することができます。

  • apexcharts:

    apexchartsは、色、フォント、サイズ、アニメーションなど、さまざまなプロパティを簡単にカスタマイズできます。特に、APIを通じてリアルタイムでデータを更新する機能があり、インタラクティブなチャートを作成しやすいです。

データの処理

  • recharts:

    rechartsは、Reactの状態管理を利用してデータを処理します。動的データの更新にも対応していますが、リアルタイム性はライブラリの設計に依存します。

  • chart.js:

    chart.jsは、静的データと動的データの両方を扱うことができますが、リアルタイム更新には追加の実装が必要です。

  • echarts:

    echartsは、大規模なデータセットを効率的に処理できる設計になっており、特にインタラクティブなデータビジュアライゼーションに適しています。

  • apexcharts:

    apexchartsは、リアルタイムデータの更新や、非同期データの読み込みをサポートしています。特に、データセットが動的に変化する場合でもスムーズに対応できます。

インタラクティブ性

  • recharts:

    rechartsは、Reactのイベントハンドリングを利用したインタラクティブ機能を提供します。ツールチップやクリックイベントなど、カスタマイズが容易です。

  • chart.js:

    chart.jsは、基本的なインタラクティブ機能(ツールチップ、アニメーション、クリックイベントなど)を提供しますが、カスタマイズには追加の作業が必要です。

  • echarts:

    echartsは、高度なインタラクティブ機能を提供し、特にズーム、パン、データのドラッグ&ドロップなどが可能です。インタラクションの設定が詳細に行えるため、非常に柔軟です。

  • apexcharts:

    apexchartsは、ツールチップ、ズーム、パン、データポイントの選択など、インタラクティブな機能を豊富に備えています。特に、ユーザーの操作に応じてリアルタイムで反応するチャートが特徴です。

モバイル対応

  • recharts:

    rechartsは、レスポンシブなReactコンポーネントとして設計されており、モバイルデバイスでも適切に表示されます。

  • chart.js:

    chart.jsは、レスポンシブデザインをサポートしていますが、モバイル最適化には追加のスタイリングが必要です。

  • echarts:

    echartsは、レスポンシブ対応ですが、特に大規模データを扱う際は、モバイルデバイスでの表示に注意が必要です。

  • apexcharts:

    apexchartsは、モバイルフレンドリーなデザインが施されており、レスポンシブチャートを簡単に作成できます。特にタッチ操作に最適化されています。

Ease of Use: Code Examples

  • recharts:

    rechartsを使用したシンプルな折れ線グラフの例

    import React from 'react';
    import { LineChart, Line, XAxis, YAxis, Tooltip, CartesianGrid } from 'recharts';
    
    const RechartsExample = () => {
      const data = [
        { name: '月1', 売上: 30 },
        { name: '月2', 売上: 40 },
        { name: '月3', 売上: 35 },
        { name: '月4', 売上: 50 },
        { name: '月5', 売上: 49 },
        { name: '月6', 売上: 60 },
        { name: '月7', 売上: 70 },
      ];
    
      return (
        <LineChart width={400} height={300} data={data}>
          <XAxis dataKey="name" />
          <YAxis />
          <Tooltip />
          <CartesianGrid strokeDasharray="3 3" />
          <Line type="monotone" dataKey="売上" stroke="#8884d8" />
        </LineChart>
      );
    };
    
    export default RechartsExample;
    
  • chart.js:

    chart.jsを使用したシンプルな折れ線グラフの例

    import React from 'react';
    import { Line } from 'react-chartjs-2';
    
    const ChartJSExample = () => {
      const data = {
        labels: ['月1', '月2', '月3', '月4', '月5', '月6', '月7'],
        datasets: [{
          label: '売上',
          data: [30, 40, 35, 50, 49, 60, 70],
          borderColor: 'rgba(75, 192, 192, 1)',
          borderWidth: 2,
          fill: false,
        }],
      };
    
      return <Line data={data} />;
    };
    
    export default ChartJSExample;
    
  • echarts:

    echartsを使用したシンプルな折れ線グラフの例

    import React from 'react';
    import ReactECharts from 'echarts-for-react';
    
    const EChartsExample = () => {
      const option = {
        title: { text: '売上データ' },
        tooltip: {},
        xAxis: { data: ['月1', '月2', '月3', '月4', '月5', '月6', '月7'] },
        yAxis: {},
        series: [{
          name: '売上',
          type: 'line',
          data: [30, 40, 35, 50, 49, 60, 70],
        }],
      };
    
      return <ReactECharts option={option} />;
    };
    
    export default EChartsExample;
    
  • apexcharts:

    apexchartsを使用したシンプルな折れ線グラフの例

    import React from 'react';
    import Chart from 'react-apexcharts';
    
    const ApexChartExample = () => {
      const data = {
        series: [{ name: '売上', data: [30, 40, 35, 50, 49, 60, 70] }],
        options: {
          chart: { type: 'line' },
          xaxis: { categories: ['月1', '月2', '月3', '月4', '月5', '月6', '月7'] },
        },
      };
    
      return <Chart options={data.options} series={data.series} type="line" />;
    };
    
    export default ApexChartExample;
    
選び方: recharts vs chart.js vs echarts vs apexcharts
  • recharts:

    Reactアプリケーションでコンポーネントベースのチャートを作成したい場合は、rechartsを選択してください。特に再利用可能なコンポーネントが必要なプロジェクトに最適です。

  • chart.js:

    軽量でカスタマイズ可能な2Dチャートが必要な場合は、chart.jsを選択してください。特にシンプルなグラフやアニメーションが必要なプロジェクトに最適です。

  • echarts:

    大規模なデータセットを扱い、高度にカスタマイズ可能なチャートが必要な場合は、echartsを選択してください。特にインタラクティブなビジュアライゼーションが求められるプロジェクトに適しています。

  • apexcharts:

    シンプルでインタラクティブなチャートを迅速に作成したい場合は、apexchartsを選択してください。特にモバイルフレンドリーなチャートが必要なプロジェクトに適しています。