swr vs react-query vs apollo-client vs redux-query
"データフェッチングライブラリ" npm パッケージ比較
1 年
swrreact-queryapollo-clientredux-query類似パッケージ:
データフェッチングライブラリとは?

データフェッチングライブラリは、Webアプリケーションにおいてサーバーからデータを取得し、管理するためのツールです。これらのライブラリは、APIとの通信を簡素化し、データのキャッシング、更新、エラーハンドリングなどの機能を提供します。これにより、開発者はデータの取得と管理に関する複雑さを軽減し、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。

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統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
swr3,360,48131,068264 kB16020日前MIT
react-query1,349,30243,9322.26 MB912年前MIT
apollo-client416,92019,477-5475年前MIT
redux-query15,2751,100197 kB141年前MIT
機能比較: swr vs react-query vs apollo-client vs redux-query

データフェッチングの方法

  • swr:

    SWRは、HTTPリクエストを使用してデータを取得します。シンプルなAPIを提供し、データの取得とキャッシングを自動的に行います。

  • react-query:

    React Queryは、REST APIやGraphQLを使用してデータを取得します。データの取得は非同期で行われ、Promiseを返します。

  • apollo-client:

    Apollo Clientは、GraphQLクエリを使用してデータを取得します。GraphQLの強力な型システムを活用し、必要なデータだけを効率的に取得できます。

  • redux-query:

    Redux Queryは、Reduxのアクションを通じてデータを取得します。APIリクエストはReduxのアクションとして発行され、状態管理が容易になります。

キャッシング機能

  • swr:

    SWRは、データを自動的にキャッシュし、再検証を行います。キャッシュはメモリ内に保存され、データの取得が迅速に行われます。

  • react-query:

    React Queryは、データを自動的にキャッシュし、必要に応じて再フェッチします。デフォルトで、データは一定時間キャッシュされ、再検証が行われます。

  • apollo-client:

    Apollo Clientは、デフォルトで強力なキャッシング機能を提供します。取得したデータはキャッシュに保存され、再利用されるため、APIへのリクエスト回数を減らします。

  • redux-query:

    Redux Queryは、Reduxのストアを使用してデータをキャッシュします。APIから取得したデータは、Reduxの状態として管理され、必要に応じて再利用されます。

エラーハンドリング

  • swr:

    SWRは、データ取得中のエラーを自動的に検出し、エラーハンドリングのためのコールバックを提供します。

  • react-query:

    React Queryは、データ取得中のエラーを簡単に管理できます。エラーが発生した場合、エラーメッセージを表示することができます。

  • apollo-client:

    Apollo Clientは、GraphQLのエラーハンドリングをサポートしています。クエリやミューテーションの結果に基づいて、エラーを適切に処理できます。

  • redux-query:

    Redux Queryは、APIリクエストのエラーをReduxの状態として管理します。エラーが発生した場合、アプリケーションの状態を更新することができます。

リアルタイム更新

  • swr:

    SWRは、ポーリングや再検証を使用して、データのリアルタイム更新をサポートします。

  • react-query:

    React Queryは、データの再フェッチを簡単に設定でき、リアルタイムのデータ更新に対応できます。

  • apollo-client:

    Apollo Clientは、サブスクリプションを使用してリアルタイムデータの更新をサポートします。サーバーからのデータ変更をリアルタイムで受信できます。

  • redux-query:

    Redux Queryは、アクションを通じてデータの更新を行いますが、リアルタイムの更新には追加の実装が必要です。

学習曲線

  • swr:

    SWRは、非常にシンプルなAPIを持っており、すぐに使い始めることができます。

  • react-query:

    React Queryは、シンプルなAPIを提供しており、比較的学習しやすいです。特に、Reactに慣れている開発者には取り組みやすいです。

  • apollo-client:

    Apollo Clientは、GraphQLの概念を理解する必要があるため、学習曲線がやや急です。しかし、強力な機能を提供します。

  • redux-query:

    Redux Queryは、Reduxの知識が必要ですが、Reduxを使用している場合は自然に学習できます。

選び方: swr vs react-query vs apollo-client vs redux-query
  • swr:

    SWRは、シンプルで軽量なデータフェッチングライブラリを求めている場合に最適です。データの取得を簡素化し、キャッシングや再検証の機能を提供します。特に、クライアントサイドのデータフェッチングに適しています。

  • react-query:

    React Queryは、REST APIやGraphQLを含むさまざまなデータソースからデータを取得する場合に適しています。自動的なデータのフェッチやキャッシング、リフレッシュ機能があり、リアクティブなデータ管理が可能です。

  • apollo-client:

    Apollo Clientは、GraphQL APIを使用する場合に最適です。GraphQLのクエリやミューテーションを簡単に管理でき、キャッシングや状態管理の機能が強力です。

  • redux-query:

    Redux Queryは、Reduxを使用しているアプリケーションに統合する場合に適しています。Reduxの状態管理を活用し、APIからのデータを簡単に取得し、管理できます。