node-fetch vs axios vs cross-fetch vs isomorphic-fetch
"HTTPクライアントライブラリ" npm パッケージ比較
1 年
node-fetchaxioscross-fetchisomorphic-fetch類似パッケージ:
HTTPクライアントライブラリとは?

HTTPクライアントライブラリは、JavaScriptを使用してHTTPリクエストを送信し、レスポンスを受信するためのツールです。これらのライブラリは、APIとの通信を簡素化し、データの取得や送信を効率的に行うことができます。特に、異なる環境(ブラウザやNode.js)での使用を考慮した設計が重要です。

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統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
node-fetch63,733,6098,835107 kB2142年前MIT
axios60,383,423106,6512.14 MB67919日前MIT
cross-fetch18,688,4491,67993.3 kB254ヶ月前MIT
isomorphic-fetch5,458,3726,949-565年前MIT
機能比較: node-fetch vs axios vs cross-fetch vs isomorphic-fetch

APIの一貫性

  • node-fetch:

    Node-fetchは、Node.js環境に特化したシンプルなAPIを提供し、Fetch APIの使い方に慣れている開発者にとって使いやすいです。

  • axios:

    Axiosは、リクエストとレスポンスのインターセプト、リクエストのキャンセル、タイムアウトなどの機能を提供し、開発者が一貫したAPIを使用できるようにします。

  • cross-fetch:

    Cross-fetchは、Fetch APIの標準的なインターフェースを提供し、ブラウザとNode.jsの両方で同じAPIを使用することができます。

  • isomorphic-fetch:

    Isomorphic-fetchは、サーバーサイドとクライアントサイドで同じAPIを使用できるため、コードの一貫性を保ちながら開発できます。

エラーハンドリング

  • node-fetch:

    Node-fetchは、Fetch APIに基づいており、HTTPエラーを捕捉するためのシンプルなエラーハンドリングを提供します。

  • axios:

    Axiosは、HTTPステータスコードに基づいてエラーを自動的に処理し、Promiseの拒否を通じてエラーを捕捉することができます。

  • cross-fetch:

    Cross-fetchは、Fetch APIのエラーハンドリングをサポートしていますが、HTTPエラーはPromiseの解決として扱われるため、追加の処理が必要です。

  • isomorphic-fetch:

    Isomorphic-fetchは、Fetch APIのエラーハンドリングをサポートし、サーバーサイドとクライアントサイドで一貫したエラーハンドリングを提供します。

リクエストのカスタマイズ

  • node-fetch:

    Node-fetchは、シンプルなリクエストのカスタマイズを提供し、Node.js環境での使用に特化しています。

  • axios:

    Axiosは、リクエストのカスタマイズが容易で、ヘッダーやパラメータの設定を簡単に行うことができます。

  • cross-fetch:

    Cross-fetchは、Fetch APIのカスタマイズ機能を提供しますが、Axiosほどの柔軟性はありません。

  • isomorphic-fetch:

    Isomorphic-fetchは、Fetch APIのカスタマイズをサポートし、サーバーサイドとクライアントサイドで同じリクエストを構築できます。

ブラウザ互換性

  • node-fetch:

    Node-fetchは、Node.js専用であり、ブラウザ互換性は考慮されていません。

  • axios:

    Axiosは、古いブラウザを含む広範なブラウザ互換性を持ち、Polyfillを必要としません。

  • cross-fetch:

    Cross-fetchは、Fetch APIのポリフィルであり、古いブラウザでも動作させることができます。

  • isomorphic-fetch:

    Isomorphic-fetchは、サーバーサイドとクライアントサイドの両方で動作し、ブラウザ互換性を考慮しています。

学習曲線

  • node-fetch:

    Node-fetchは、Node.js環境に特化しているため、Node.jsに慣れている開発者には学びやすいです。

  • axios:

    Axiosは、使いやすいAPIを提供しており、学習曲線は比較的緩やかです。

  • cross-fetch:

    Cross-fetchは、Fetch APIに基づいているため、既にFetch APIに慣れている開発者には簡単に学べます。

  • isomorphic-fetch:

    Isomorphic-fetchは、Fetch APIの使用に慣れている開発者にとっては簡単ですが、サーバーサイドの概念を理解する必要があります。

選び方: node-fetch vs axios vs cross-fetch vs isomorphic-fetch
  • node-fetch:

    Node-fetchは、Node.js環境でのFetch APIの実装であり、軽量でシンプルなHTTPリクエストを行いたい場合に最適です。特に、ブラウザの機能に依存せず、Node.js専用のアプリケーションに向いています。

  • axios:

    Axiosは、ブラウザとNode.jsの両方で動作し、リクエストのインターセプトやリクエスト/レスポンスの変換などの高度な機能を必要とする場合に最適です。また、Promiseベースであるため、非同期処理が簡単に扱えます。

  • cross-fetch:

    Cross-fetchは、Fetch APIのポリフィルであり、ブラウザとNode.jsの両方で同じAPIを使用したい場合に適しています。特に、Fetch APIの標準化されたインターフェースを好む開発者に向いています。

  • isomorphic-fetch:

    Isomorphic-fetchは、サーバーサイドとクライアントサイドの両方で同じコードを使用してHTTPリクエストを行いたい場合に適しています。特に、ユニバーサルアプリケーションを構築する際に便利です。