html2canvas vs html-to-image vs dom-to-image
"Webページの画像化" npm パッケージ比較
3 年
html2canvashtml-to-imagedom-to-image類似パッケージ:
Webページの画像化とは?

Webページの画像化ライブラリは、HTML要素やページ全体を画像としてキャプチャするためのツールです。これらのライブラリは、スクリーンショットを撮る、デザインを保存する、またはユーザーが生成したコンテンツを画像としてエクスポートするなどの目的で使用されます。html2canvasは、指定したHTML要素をキャンバスに描画し、その内容を画像としてエクスポートするライブラリです。dom-to-imageは、DOM要素を画像(PNG、JPEGなど)としてエクスポートするためのライブラリで、SVGやCanvas要素もサポートしています。html-to-imageは、HTML要素を画像として変換するシンプルなAPIを提供し、特にSVGやスタイル付きの要素の処理に優れています。

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統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
html2canvas4,147,591
31,5263.38 MB1,041-MIT
html-to-image1,004,628
6,665315 kB1837ヶ月前MIT
dom-to-image234,315
10,692-3338年前MIT
機能比較: html2canvas vs html-to-image vs dom-to-image

画像形式のサポート

  • html2canvas:

    html2canvasは、HTML要素をキャンバスに描画し、PNG形式で画像を生成します。JPEG形式での出力も可能ですが、主にPNGが中心です。複雑なスタイルやフォントを再現する能力がありますが、画像の品質は要素のスタイルやブラウザによって異なる場合があります。

  • html-to-image:

    html-to-imageは、主にPNG形式で画像を生成します。JPEGやSVG形式のサポートは限られていますが、SVG要素の処理が優れており、スタイル付きのHTML要素をPNGとしてエクスポートするのに適しています。

  • dom-to-image:

    dom-to-imageは、DOM要素をPNG、JPEG、SVG形式でエクスポートできます。特にSVG要素の処理が得意で、複数の形式で出力できるため、柔軟性があります。

SVGのサポート

  • html2canvas:

    html2canvasは、SVG要素をキャンバスに描画することができますが、SVGのスタイルやアニメーションを完全には再現できない場合があります。特に複雑なSVGや外部リソースを含む場合、再現性に限界があります。

  • html-to-image:

    html-to-imageは、SVG要素を高品質で処理する能力があります。SVGのスタイルやアニメーションを正しく再現し、特にSVGを含むHTML要素を画像化するのに適しています。

  • dom-to-image:

    dom-to-imageは、SVG要素を含むDOM要素を画像としてエクスポートする際に、SVGのスタイルや属性を正しく処理します。特にSVGを含む複雑なレイアウトの画像化に強みがあります。

カスタマイズ性

  • html2canvas:

    html2canvasは、画像化する要素のスタイルやプロパティをある程度カスタマイズできますが、全体的なカスタマイズ性は限られています。特に、非表示要素や特定のスタイルを無視する設定はありますが、細かいカスタマイズには限界があります。

  • html-to-image:

    html-to-imageは、シンプルで使いやすいAPIを提供していますが、カスタマイズ性はdom-to-imageほど高くありません。特にカスタムスタイルや非表示要素の処理に関しては制限があります。

  • dom-to-image:

    dom-to-imageは、画像化する要素やスタイルを細かくカスタマイズできるAPIを提供しています。特定の要素を非表示にしたり、カスタムスタイルを適用したりすることができます。

依存関係

  • html2canvas:

    html2canvasは、外部ライブラリに依存せず、独自のキャンバス描画ロジックを持っています。ただし、ブラウザの互換性やスタイルの再現性に関しては、特定の環境に依存する場合があります。

  • html-to-image:

    html-to-imageも外部依存関係がなく、軽量なライブラリです。シンプルな設計で、必要な機能だけを提供しています。

  • dom-to-image:

    dom-to-imageは、外部ライブラリに依存せず、純粋なJavaScriptで実装されています。これにより、軽量でありながら高機能な画像化が可能です。

Ease of Use: Code Examples

  • html2canvas:

    html2canvasを使用した例

    import html2canvas from 'html2canvas';
    const element = document.getElementById('my-element');
    html2canvas(element)
      .then((canvas) => {
        const img = canvas.toDataURL('image/png');
        document.body.appendChild(canvas);
      })
      .catch((error) => {
        console.error('キャンバスの作成に失敗しました:', error);
      });
    
  • html-to-image:

    html-to-imageを使用した例

    import { toPng } from 'html-to-image';
    const node = document.getElementById('my-node');
    toPng(node)
      .then((dataUrl) => {
        const img = new Image();
        img.src = dataUrl;
        document.body.appendChild(img);
      })
      .catch((error) => {
        console.error('画像化に失敗しました:', error);
      });
    
  • dom-to-image:

    dom-to-imageを使用した例

    import { toPng } from 'dom-to-image';
    const node = document.getElementById('my-node');
    toPng(node)
      .then((dataUrl) => {
        const img = new Image();
        img.src = dataUrl;
        document.body.appendChild(img);
      })
      .catch((error) => {
        console.error('画像化に失敗しました:', error);
      });
    
選び方: html2canvas vs html-to-image vs dom-to-image
  • html2canvas:

    html2canvasは、HTML要素をキャンバスに描画し、スクリーンショットを撮る必要がある場合に適しています。スタイルやフォントを再現する能力が高く、特にページ全体や複雑なレイアウトをキャプチャするのに適しています。

  • html-to-image:

    html-to-imageは、シンプルで軽量なライブラリを求めている場合に最適です。特にSVG要素の処理が得意で、使いやすいAPIを提供しています。

  • dom-to-image:

    dom-to-imageを選択するのは、DOM要素を画像としてエクスポートしたいが、特にSVGやCanvas要素を含む場合です。複数の画像形式(PNG、JPEG)をサポートしており、カスタマイズ性も高いです。