sqlite3 vs lowdb vs levelup vs mongodb-memory-server vs pouchdb vs nedb
"データベースとストレージ" npm パッケージ比較
3 年
sqlite3lowdblevelupmongodb-memory-serverpouchdbnedb類似パッケージ:
データベースとストレージとは?

データベースとストレージライブラリは、Node.jsアプリケーション内でデータを保存、取得、管理するためのツールです。これらのライブラリは、ファイルベースのストレージから、NoSQLデータベース、リレーショナルデータベースまで、さまざまなデータストレージソリューションを提供します。選択するライブラリは、アプリケーションの要件、データの構造、スケーラビリティのニーズ、トランザクションの必要性などに依存します。

npmのダウンロードトレンド
GitHub Starsランキング
統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
sqlite31,618,942
6,3683.35 MB1652年前BSD-3-Clause
lowdb910,537
22,20322.9 kB162年前MIT
levelup782,100
4,084-04年前MIT
mongodb-memory-server744,525
2,7284.58 kB184日前MIT
pouchdb47,916
17,3495.53 MB1781年前Apache-2.0
nedb38,187
13,555-2089年前SEE LICENSE IN LICENSE
機能比較: sqlite3 vs lowdb vs levelup vs mongodb-memory-server vs pouchdb vs nedb

ストレージタイプ

  • sqlite3:

    sqlite3は、リレーショナルデータベースで、データはテーブル形式で格納されます。SQLクエリを使用してデータを操作します。

  • lowdb:

    lowdbは、JSONファイルを使用したスキーマレスなストレージです。データはオブジェクトとして格納され、簡単に読み書きできます。

  • levelup:

    levelupは、キー・バリュー型のストレージを提供し、LevelDBをベースにしています。データはキーに基づいて格納され、順序付けられた状態で保存されます。

  • mongodb-memory-server:

    mongodb-memory-serverは、メモリ内でMongoDBのデータを管理します。データは一時的で、アプリケーションが終了すると消えます。

  • pouchdb:

    pouchdbは、ドキュメント指向のNoSQLデータベースで、データはJSON形式のドキュメントとして格納されます。

  • nedb:

    nedbは、ファイルベースのNoSQLデータベースで、データはスキーマレスの形式で保存されます。データはJSON形式でファイルに保存されます。

データ永続性

  • sqlite3:

    sqlite3は、データをファイルに保存するため、永続性があります。データはSQLデータベースファイルに格納されます。

  • lowdb:

    lowdbは、データをJSONファイルに永続化します。ファイルに直接読み書きするため、データの永続性が保証されます。

  • levelup:

    levelupは、データをディスクに永続化しますが、データベースの構造はLevelDBに依存します。

  • mongodb-memory-server:

    mongodb-memory-serverは、メモリ内でデータを管理するため、永続性はありません。アプリケーションが終了するとデータは失われます。

  • pouchdb:

    pouchdbは、データをローカルデバイスに保存し、必要に応じてサーバーと同期できます。

  • nedb:

    nedbは、データをファイルに保存するため、永続性があります。データはJSON形式でファイルに保存されます。

トランザクションサポート

  • sqlite3:

    sqlite3は、完全なトランザクションサポートを提供します。

  • lowdb:

    lowdbは、トランザクションをサポートしていませんが、JSONファイルへの書き込みは原子的です。

  • levelup:

    levelupは、トランザクションをサポートしていませんが、LevelDB自体は原子的な書き込み操作を提供します。

  • mongodb-memory-server:

    mongodb-memory-serverは、MongoDBのトランザクション機能をサポートしています。

  • pouchdb:

    pouchdbは、トランザクションをサポートしていませんが、複数のドキュメントを原子的に更新できます。

  • nedb:

    nedbは、トランザクションをサポートしていませんが、原子的な操作が可能です。

オフラインサポート

  • sqlite3:

    sqlite3は、オフライン環境での使用に適しています。

  • lowdb:

    lowdbは、オフライン環境での使用に適しています。

  • levelup:

    levelupはオフラインサポートを提供しませんが、データはローカルに保存されます。

  • mongodb-memory-server:

    mongodb-memory-serverは、オフライン環境での使用には適していません。

  • pouchdb:

    pouchdbは、オフラインファーストのアプローチを採用しており、オフラインでのデータ操作が可能です。

  • nedb:

    nedbは、オフライン環境での使用に適しています。

Ease of Use: Code Examples

  • sqlite3:

    sqlite3の基本的な使用例

    const sqlite3 = require('sqlite3').verbose();
    const db = new sqlite3.Database(':memory:');
    
    db.serialize(() => {
      db.run('CREATE TABLE user (id INT, name TEXT)');
      const stmt = db.prepare('INSERT INTO user VALUES (?, ?)');
      stmt.run(1, 'Alice');
      stmt.finalize();
      db.each('SELECT * FROM user', (err, row) => {
        console.log(row);
      });
    });
    
    db.close();
    
  • lowdb:

    lowdbの基本的な使用例

    const { Low, JSONFile } = require('lowdb');
    
    const db = new Low(new JSONFile('db.json'));
    
    async function main() {
      await db.read();
      db.data ||= { posts: [] };
      db.data.posts.push({ id: 1, title: '低DBを使う' });
      await db.write();
      console.log(db.data);
    }
    main();
    
  • levelup:

    levelupの基本的な使用例

    const levelup = require('levelup');
    const leveldown = require('leveldown');
    
    const db = levelup(leveldown('./mydb'));
    
    db.put('key', 'value', (err) => {
      if (err) return console.error('Error putting data:', err);
      db.get('key', (err, value) => {
        if (err) return console.error('Error getting data:', err);
        console.log('Value:', value);
      });
    });
    
  • mongodb-memory-server:

    mongodb-memory-serverの基本的な使用例

    const { MongoMemoryServer } = require('mongodb-memory-server');
    const mongoose = require('mongoose');
    
    async function run() {
      const mongoServer = await MongoMemoryServer.create();
      await mongoose.connect(mongoServer.getUri());
      // データベース操作
      await mongoose.disconnect();
      await mongoServer.stop();
    }
    run();
    
  • pouchdb:

    pouchdbの基本的な使用例

    const PouchDB = require('pouchdb');
    const db = new PouchDB('mydb');
    
    db.put({ _id: 'doc1', title: 'PouchDBを使う' }).then(() => {
      return db.get('doc1');
    }).then((doc) => {
      console.log(doc);
    });
    
  • nedb:

    nedbの基本的な使用例

    const Datastore = require('nedb');
    const db = new Datastore({ filename: 'data.db', autoload: true });
    
    db.insert({ name: 'Alice' }, (err, newDoc) => {
      db.find({}, (err, docs) => {
        console.log(docs);
      });
    });
    
選び方: sqlite3 vs lowdb vs levelup vs mongodb-memory-server vs pouchdb vs nedb
  • sqlite3:

    sqlite3は、軽量で自己完結型のリレーショナルデータベースで、ファイルベースのデータストレージを提供します。小規模から中規模のアプリケーションに適しており、トランザクションサポートやSQLクエリが利用できるため、データの整合性が重要なプロジェクトに向いています。

  • lowdb:

    lowdbは、JSONファイルを使用したシンプルで軽量なデータベースです。小規模なプロジェクトやプロトタイプ、設定データの保存に適しています。スキーマが不要で、簡単にデータを読み書きできるため、迅速な開発が可能です。

  • levelup:

    levelupは、LevelDBをラップしたストレージライブラリで、高速でスケーラブルなキー・バリュー型ストレージが必要な場合に最適です。特に、データの順序が重要で、低レベルのストレージ操作を行いたい開発者に向いています。

  • mongodb-memory-server:

    mongodb-memory-serverは、メモリ内でMongoDBインスタンスを提供するライブラリで、テスト環境でのMongoDBの使用に最適です。実際のデータベースを使用せずにテストを行いたい場合に便利で、クリーンな状態でテストを実行できます。

  • pouchdb:

    pouchdbは、クライアントサイドとサーバーサイドの両方で動作するNoSQLデータベースで、オフラインファーストのアプリケーションに最適です。CouchDBとの同期機能があり、オフライン環境でもデータを操作できるため、モバイルアプリや不安定なネットワーク環境に適しています。

  • nedb:

    nedbは、Node.jsおよびブラウザ向けの軽量なファイルベースのNoSQLデータベースです。小規模なアプリケーションやデスクトップアプリケーションに適しており、簡単にセットアップでき、スキーマレスなデータストレージを提供します。