@tanstack/react-query vs swr vs @apollo/client vs redux-query
"データフェッチングライブラリ" npm パッケージ比較
1 年
@tanstack/react-queryswr@apollo/clientredux-query類似パッケージ:
データフェッチングライブラリとは?

データフェッチングライブラリは、Webアプリケーションにおいてサーバーからデータを取得し、管理するためのツールです。これらのライブラリは、APIとの通信を簡素化し、データのキャッシング、更新、エラーハンドリングなどの機能を提供します。これにより、開発者はデータ管理の複雑さを軽減し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。

npmのダウンロードトレンド
GitHub Starsランキング
統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
@tanstack/react-query10,587,12845,842729 kB1183日前MIT
swr4,443,12031,672266 kB16712日前MIT
@apollo/client3,767,66019,5997.44 MB5083ヶ月前MIT
redux-query14,0431,100197 kB132年前MIT
機能比較: @tanstack/react-query vs swr vs @apollo/client vs redux-query

データフェッチングの方法

  • @tanstack/react-query:

    @tanstack/react-queryは、REST APIを使用してデータを取得します。データの取得は非同期で行われ、Promiseを返します。データのキャッシングやリフェッチの機能が組み込まれており、効率的なデータ管理が可能です。

  • swr:

    swrは、HTTPリクエストを使用してデータを取得します。データの取得は非同期で行われ、キャッシングと再検証の機能が提供されます。これにより、最新のデータを簡単に取得できます。

  • @apollo/client:

    @apollo/clientは、GraphQLを使用してデータを取得します。GraphQLのクエリを定義し、サーバーから必要なデータのみを取得することができます。これにより、過剰なデータの取得を防ぎ、効率的なデータ管理が可能です。

  • redux-query:

    redux-queryは、ReduxのアクションとしてAPI呼び出しを管理します。データの取得はReduxのフローに組み込まれ、ストアの状態に基づいてデータを管理します。これにより、アプリケーション全体で一貫したデータ管理が可能です。

キャッシングと再検証

  • @tanstack/react-query:

    @tanstack/react-queryは、データのキャッシングと自動リフェッチをサポートしています。データが古くなった場合、自動的に再取得を行い、常に最新のデータを提供します。

  • swr:

    swrは、データをメモリにキャッシュし、一定の間隔で再検証を行います。これにより、最新のデータを常に取得することができます。

  • @apollo/client:

    @apollo/clientは、デフォルトでキャッシングを行い、クエリの結果をメモリに保持します。データが変更された場合、クエリを再実行することで最新のデータを取得できます。

  • redux-query:

    redux-queryは、Reduxストアにデータをキャッシュします。APIから取得したデータはストアに保存され、必要に応じて再利用されます。

エラーハンドリング

  • @tanstack/react-query:

    @tanstack/react-queryは、データ取得中のエラーを自動的にキャッチし、エラーメッセージを表示する機能があります。

  • swr:

    swrは、データ取得中のエラーを簡単に管理でき、エラーが発生した場合は、再取得を試みることができます。

  • @apollo/client:

    @apollo/clientは、GraphQLのエラーハンドリングをサポートしており、クエリの実行中に発生したエラーを簡単に管理できます。

  • redux-query:

    redux-queryは、API呼び出しの結果としてエラーをReduxストアに保存します。これにより、アプリケーション全体でエラーを管理できます。

学習曲線

  • @tanstack/react-query:

    @tanstack/react-queryは、シンプルなAPIを提供しており、学習曲線は比較的緩やかです。REST APIに慣れている開発者には扱いやすいです。

  • swr:

    swrは、シンプルで直感的なAPIを提供しており、学習曲線は非常に緩やかです。初心者にも扱いやすいです。

  • @apollo/client:

    @apollo/clientは、GraphQLの概念を理解する必要があるため、学習曲線がやや急です。しかし、強力な機能を提供します。

  • redux-query:

    redux-queryは、Reduxの知識が必要ですが、Reduxを使用しているプロジェクトでは自然に取り入れやすいです。

拡張性

  • @tanstack/react-query:

    @tanstack/react-queryは、カスタムフックを作成することで拡張性があり、特定の要件に応じたデータ取得ロジックを実装できます。

  • swr:

    swrは、シンプルな設計により、他のライブラリやフレームワークと組み合わせて使用することが容易です。

  • @apollo/client:

    @apollo/clientは、GraphQLのスキーマを利用して拡張性が高く、複雑なデータ構造を扱うことができます。

  • redux-query:

    redux-queryは、Reduxのミドルウェアとして機能し、他のRedux関連ライブラリと統合することが容易です。

選び方: @tanstack/react-query vs swr vs @apollo/client vs redux-query
  • @tanstack/react-query:

    REST APIを使用している場合や、データの取得とキャッシングが頻繁に行われるアプリケーションには、@tanstack/react-queryを選択してください。データの取得を簡素化し、キャッシングやリフェッチの管理が容易です。

  • swr:

    シンプルで軽量なデータフェッチングが必要な場合、swrを選択してください。このライブラリは、データの取得を簡素化し、キャッシングと再検証の機能を提供します。

  • @apollo/client:

    GraphQLを使用している場合、@apollo/clientを選択してください。このライブラリは、GraphQLのクエリとミューテーションを簡単に扱うための強力なツールを提供します。

  • redux-query:

    Reduxを使用している場合、redux-queryを選択してください。このライブラリは、Reduxストアと統合され、API呼び出しをReduxのアクションとして管理します。