ajvはJSONスキーマに基づいてデータをバリデートします。スキーマを定義し、それに従ってデータが正しいかどうかを検証します。

joiはスキーマベースのバリデーションを提供します。オブジェクト、配列、プリミティブ型など、さまざまなデータタイプのバリデーションが可能です。

express-validatorはミドルウェアとしてリクエストのボディ、クエリ、パラメータをバリデートします。バリデーションルールを定義し、リクエストデータを検証します。

express-openapi-validatorはOpenAPI仕様に基づいてリクエストとレスポンスをバリデートします。APIの仕様書に従ってデータが正しいかを確認します。

openapi-backendはOpenAPI仕様に基づいてリクエストを処理し、バリデーションを行います。仕様書に従ったデータの整合性を確認します。

ajvはバリデーションエラーを詳細に報告します。エラーが発生した場合、どのフィールドがどのように不正であるかを示す情報を提供します。

joiはバリデーションエラーをスローします。エラーオブジェクトには、エラーが発生したフィールドとその理由が含まれています。

express-validatorはバリデーションエラーをリクエストオブジェクトに追加します。エラーが発生したフィールドとその理由を簡単に取得できます。

express-openapi-validatorはOpenAPI仕様に基づいたエラーハンドリングを行います。仕様に従わないリクエストに対して適切なエラーレスポンスを返します。

openapi-backendはOpenAPI仕様に基づいたエラーハンドリングを提供します。リクエストが仕様に従わない場合、適切なエラーメッセージを返します。

ajvはAPI仕様とは直接統合されていませんが、JSONスキーマを使用してバリデーションを行います。仕様書に基づいたスキーマを作成する必要があります。

joiはAPI仕様とは独立したスキーマベースのバリデーションを提供します。仕様書に基づいたスキーマを作成することができますが、自動化はされていません。

express-validatorはAPI仕様とは独立して動作します。バリデーションルールを手動で定義する必要があります。

express-openapi-validatorはOpenAPI仕様に基づいてリクエストとレスポンスを自動的にバリデートします。APIの仕様書と密接に統合されています。

openapi-backendはOpenAPI仕様に基づいてリクエストを処理し、バリデーションを行います。仕様書に従ったルーティングとバリデーションが自動で行われます。

ajvはJSONスキーマに準拠したバリデーションを提供しますが、スキーマの定義に依存します。スキーマを自由に定義できるため、柔軟性は高いです。

joiはスキーマをプログラムmatically 定義できるため、非常に柔軟です。特にネストされたオブジェクトや配列のバリデーションが得意です。

express-validatorはバリデーションルールを自由に定義できますが、ルールの定義は手動です。柔軟性は高いですが、設定に手間がかかります。

express-openapi-validatorはOpenAPI仕様に従ったバリデーションを行いますが、仕様に従う必要があります。仕様書を変更することで柔軟に対応できます。

openapi-backendはOpenAPI仕様に基づいたバリデーションを行いますが、仕様に従う必要があります。仕様書を変更することで柔軟に対応できます。

ajvを使用したJSONスキーマバリデーションの例

const Ajv = require('ajv');
const ajv = new Ajv();

const schema = {
  type: 'object',
  properties: {
    name: { type: 'string' },
    age: { type: 'integer', minimum: 0 }
  },
  required: ['name', 'age'],
  additionalProperties: false
};

const validate = ajv.compile(schema);
const data = { name: 'John', age: 30 };
const valid = validate(data);
if (!valid) {
  console.log(validate.errors);
}

joiを使用したバリデーションの例

const Joi = require('joi');

const schema = Joi.object({
  name: Joi.string().required(),
  age: Joi.number().integer().min(0).required()
});

const data = { name: 'John', age: 30 };
const { error } = schema.validate(data);
if (error) {
  console.log(error.details);
}

express-validatorを使用したバリデーションの例

const express = require('express');
const { body, validationResult } = require('express-validator');

const app = express();
app.use(express.json());

app.post('/users', [
  body('name').isString().notEmpty(),
  body('age').isInt({ min: 0 })
], (req, res) => {
  const errors = validationResult(req);
  if (!errors.isEmpty()) {
    return res.status(400).json({ errors: errors.array() });
  }
  res.send(req.body);
});

app.listen(3000, () => {
  console.log('Server is running on port 3000');
});

express-openapi-validatorを使用したOpenAPIバリデーションの例

const express = require('express');
const { OpenApiValidator } = require('express-openapi-validator');

const app = express();
app.use(express.json());

app.post('/users', (req, res) => {
  res.send(req.body);
});

app.use(
  OpenApiValidator.middleware('path/to/openapi.yaml'),
  (err, req, res, next) => {
    if (err) {
      return res.status(400).send(err);
    }
    next();
  }
);

app.listen(3000, () => {
  console.log('Server is running on port 3000');
});

openapi-backendを使用したOpenAPIバリデーションの例

const { OpenAPIBackend } = require('openapi-backend');
const express = require('express');

const api = new OpenAPIBackend('path/to/openapi.yaml');
const app = express();
app.use(express.json());

api.init();

app.post('/users', (req, res) => {
  const response = api.handleRequest(req);
  res.status(response.status).send(response.body);
});

app.listen(3000, () => {
  console.log('Server is running on port 3000');
});