ajv vs validator vs joi vs yup vs jsonschema
"データバリデーションライブラリ" npm パッケージ比較
1 年
ajvvalidatorjoiyupjsonschema類似パッケージ:
データバリデーションライブラリとは?

データバリデーションライブラリは、アプリケーションが受け取るデータが期待される形式や条件を満たしているかを検証するためのツールです。これにより、データの整合性を保ち、エラーを未然に防ぐことができます。これらのライブラリは、特にAPIやフォームデータの検証に役立ちます。

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統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
ajv140,739,48514,1991.03 MB29410ヶ月前MIT
validator14,489,50723,487791 kB3262ヶ月前MIT
joi12,036,23321,094531 kB1881年前BSD-3-Clause
yup7,597,75423,358260 kB2465ヶ月前MIT
jsonschema3,872,2141,84983.5 kB654ヶ月前MIT
機能比較: ajv vs validator vs joi vs yup vs jsonschema

パフォーマンス

  • ajv:

    AJVは非常に高速なバリデーションを提供し、大量のデータを処理する際に優れたパフォーマンスを発揮します。

  • validator:

    validatorは、シンプルな文字列バリデーションに特化しているため、非常に軽量で高速です。

  • joi:

    Joiは、パフォーマンスは良好ですが、AJVほどではありません。複雑なバリデーションルールを持つ場合は、パフォーマンスに影響が出ることがあります。

  • yup:

    Yupは、非同期バリデーションをサポートしていますが、AJVに比べるとパフォーマンスは劣ります。

  • jsonschema:

    jsonschemaは、標準に基づいたバリデーションを行いますが、AJVと比較するとパフォーマンスは劣ります。

使いやすさ

  • ajv:

    AJVは、JSON Schemaを使用するため、スキーマを理解している必要がありますが、非常に効率的です。

  • validator:

    validatorは、シンプルなAPIを持ち、すぐに使い始めることができます。

  • joi:

    Joiは、直感的なAPIを持ち、スキーマの定義が簡単で、初心者にも扱いやすいです。

  • yup:

    Yupは、スキーマベースのアプローチを採用しており、Reactとの統合が容易です。

  • jsonschema:

    jsonschemaは、標準に従っているため、他のツールとの互換性が高いですが、使い方に慣れるまで時間がかかることがあります。

拡張性

  • ajv:

    AJVは、カスタムバリデーションを追加するための拡張性が高く、柔軟に対応できます。

  • validator:

    validatorは、シンプルな機能に特化しているため、拡張性はあまりありません。

  • joi:

    Joiは、カスタムバリデーションを簡単に作成でき、複雑なビジネスロジックにも対応可能です。

  • yup:

    Yupは、スキーマを簡単に拡張でき、非同期バリデーションにも対応しています。

  • jsonschema:

    jsonschemaは、標準に基づいているため、拡張性は限られていますが、他のツールとの互換性があります。

エラーメッセージのカスタマイズ

  • ajv:

    AJVは、エラーメッセージをカスタマイズする機能があり、ユーザーにわかりやすいメッセージを提供できます。

  • validator:

    validatorは、エラーメッセージのカスタマイズが限られていますが、シンプルなバリデーションには適しています。

  • joi:

    Joiは、エラーメッセージのカスタマイズが容易で、具体的なフィードバックを提供できます。

  • yup:

    Yupは、エラーメッセージを柔軟にカスタマイズでき、ユーザーに適切なフィードバックを提供できます。

  • jsonschema:

    jsonschemaは、エラーメッセージのカスタマイズが難しい場合がありますが、標準に従ったメッセージを提供します。

非同期バリデーション

  • ajv:

    AJVは、非同期バリデーションをサポートしていません。

  • validator:

    validatorは、非同期バリデーションをサポートしていません。

  • joi:

    Joiは、非同期バリデーションをサポートしており、Promiseを使用してバリデーションを行うことができます。

  • yup:

    Yupは、非同期バリデーションをサポートしており、特にReactとの統合で便利です。

  • jsonschema:

    jsonschemaは、非同期バリデーションをサポートしていません。

選び方: ajv vs validator vs joi vs yup vs jsonschema
  • ajv:

    AJVは、JSON Schemaに基づく高速なバリデーションを提供します。パフォーマンスが重要な場合や、大量のデータを扱う場合に最適です。

  • validator:

    validatorは、シンプルな文字列バリデーションに特化しており、軽量で使いやすいです。簡単なバリデーションが必要な場合に適しています。

  • joi:

    Joiは、オブジェクトスキーマの定義が容易で、直感的なAPIを持っています。複雑なバリデーションルールが必要な場合に適しています。

  • yup:

    Yupは、スキーマベースのバリデーションを提供し、Promiseをサポートしています。非同期バリデーションが必要な場合や、Reactとの統合が求められる場合に適しています。

  • jsonschema:

    jsonschemaは、JSON Schema仕様に準拠したバリデーションを行います。標準に従いたい場合や、他のツールと連携する必要がある場合に適しています。