ajv vs joi vs yup vs jsonschema vs z-schema
"データバリデーションライブラリ" npm パッケージ比較
1 年
ajvjoiyupjsonschemaz-schema類似パッケージ:
データバリデーションライブラリとは?

データバリデーションライブラリは、アプリケーションのデータが特定のルールや形式に従っていることを確認するために使用されます。これにより、データの整合性が保たれ、エラーや不正なデータの処理を防ぐことができます。これらのライブラリは、JSONデータの検証、スキーマの定義、エラーメッセージの生成などの機能を提供します。

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統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
ajv126,761,73114,0781.03 MB2868ヶ月前MIT
joi11,049,91821,050531 kB1878ヶ月前BSD-3-Clause
yup8,535,03423,211260 kB2393ヶ月前MIT
jsonschema3,821,3901,84383.5 kB642ヶ月前MIT
z-schema2,347,5963382.07 MB387ヶ月前MIT
機能比較: ajv vs joi vs yup vs jsonschema vs z-schema

パフォーマンス

  • ajv:

    AJVは、非常に高速なJSONスキーマバリデーションを提供します。特に、大量のデータを処理する際に、そのパフォーマンスの高さが際立ちます。

  • joi:

    Joiは、パフォーマンスは良好ですが、AJVほどではありません。シンプルなスキーマ定義に適していますが、複雑なバリデーションには注意が必要です。

  • yup:

    Yupは、非同期バリデーションをサポートしていますが、パフォーマンスは他のライブラリに比べてやや遅い場合があります。

  • jsonschema:

    jsonschemaは、標準に準拠したバリデーションを提供しますが、パフォーマンスはAJVに劣ります。

  • z-schema:

    Z-Schemaは、柔軟性が高いですが、パフォーマンスはAJVに比べて劣ることがあります。

APIの使いやすさ

  • ajv:

    AJVは、設定が簡単で、JSONスキーマを使ったバリデーションが直感的に行えます。

  • joi:

    Joiは、非常にシンプルで直感的なAPIを提供し、オブジェクトのスキーマを簡単に定義できます。

  • yup:

    Yupは、PromiseベースのAPIを提供し、非同期処理を簡単に扱えます。

  • jsonschema:

    jsonschemaは、標準的なJSONスキーマに基づいているため、使い慣れた開発者には扱いやすいですが、APIはやや冗長です。

  • z-schema:

    Z-Schemaは、柔軟なスキーマ定義が可能ですが、APIは他のライブラリに比べて複雑さがあります。

エラーメッセージのカスタマイズ

  • ajv:

    AJVは、エラーメッセージをカスタマイズするためのオプションを提供していますが、設定が少し複雑です。

  • joi:

    Joiは、エラーメッセージのカスタマイズが非常に簡単で、開発者にとって使いやすいです。

  • yup:

    Yupは、エラーメッセージを簡単にカスタマイズでき、特にフォームバリデーションに便利です。

  • jsonschema:

    jsonschemaは、エラーメッセージのカスタマイズ機能が限られています。

  • z-schema:

    Z-Schemaは、エラーメッセージのカスタマイズが可能ですが、他のライブラリに比べてやや複雑です。

非同期バリデーションのサポート

  • ajv:

    AJVは、非同期バリデーションをサポートしていません。

  • joi:

    Joiは、非同期バリデーションをサポートしており、Promiseを返すことができます。

  • yup:

    Yupは、非同期バリデーションをサポートしており、特にReactアプリケーションでの使用に適しています。

  • jsonschema:

    jsonschemaは、非同期バリデーションをサポートしていません。

  • z-schema:

    Z-Schemaは、非同期バリデーションをサポートしていません。

拡張性

  • ajv:

    AJVは、プラグインを使用して機能を拡張することができます。

  • joi:

    Joiは、カスタムバリデーションメソッドを簡単に追加でき、拡張性があります。

  • yup:

    Yupは、カスタムバリデーションを簡単に追加でき、拡張性があります。

  • jsonschema:

    jsonschemaは、標準に準拠しているため、拡張性は限られています。

  • z-schema:

    Z-Schemaは、非常に柔軟で拡張性が高いですが、設定が複雑になることがあります。

選び方: ajv vs joi vs yup vs jsonschema vs z-schema
  • ajv:

    AJVは、高速なJSONスキーマバリデーションを必要とする場合に最適です。特に、パフォーマンスが重要なアプリケーションや、大量のデータを扱う場合に適しています。

  • joi:

    Joiは、シンプルで直感的なAPIを持ち、オブジェクトのスキーマを定義するのが容易です。特に、Node.jsアプリケーションでのデータバリデーションに適しています。

  • yup:

    Yupは、Promiseベースのバリデーションをサポートしており、非同期バリデーションが必要な場合に適しています。特に、Reactアプリケーションでのフォームバリデーションに便利です。

  • jsonschema:

    jsonschemaは、JSONスキーマに準拠したバリデーションを行うためのライブラリで、標準に従ったバリデーションが必要な場合に選択します。

  • z-schema:

    Z-Schemaは、柔軟なスキーマ定義と拡張性を提供します。特に、複雑なスキーマやカスタムバリデーションが必要な場合に選択します。