パフォーマンス
- ajv:
AJVは、非常に高速なJSONスキーマバリデーションを提供します。特に、大量のデータを処理する際に、そのパフォーマンスの高さが際立ちます。
- joi:
Joiは、パフォーマンスは良好ですが、AJVほどではありません。シンプルなスキーマ定義に適していますが、複雑なバリデーションには注意が必要です。
- yup:
Yupは、非同期バリデーションをサポートしていますが、パフォーマンスは他のライブラリに比べてやや遅い場合があります。
- jsonschema:
jsonschemaは、標準に準拠したバリデーションを提供しますが、パフォーマンスはAJVに劣ります。
- z-schema:
Z-Schemaは、柔軟性が高いですが、パフォーマンスはAJVに比べて劣ることがあります。
APIの使いやすさ
- ajv:
AJVは、設定が簡単で、JSONスキーマを使ったバリデーションが直感的に行えます。
- joi:
Joiは、非常にシンプルで直感的なAPIを提供し、オブジェクトのスキーマを簡単に定義できます。
- yup:
Yupは、PromiseベースのAPIを提供し、非同期処理を簡単に扱えます。
- jsonschema:
jsonschemaは、標準的なJSONスキーマに基づいているため、使い慣れた開発者には扱いやすいですが、APIはやや冗長です。
- z-schema:
Z-Schemaは、柔軟なスキーマ定義が可能ですが、APIは他のライブラリに比べて複雑さがあります。
エラーメッセージのカスタマイズ
- ajv:
AJVは、エラーメッセージをカスタマイズするためのオプションを提供していますが、設定が少し複雑です。
- joi:
Joiは、エラーメッセージのカスタマイズが非常に簡単で、開発者にとって使いやすいです。
- yup:
Yupは、エラーメッセージを簡単にカスタマイズでき、特にフォームバリデーションに便利です。
- jsonschema:
jsonschemaは、エラーメッセージのカスタマイズ機能が限られています。
- z-schema:
Z-Schemaは、エラーメッセージのカスタマイズが可能ですが、他のライブラリに比べてやや複雑です。
非同期バリデーションのサポート
- ajv:
AJVは、非同期バリデーションをサポートしていません。
- joi:
Joiは、非同期バリデーションをサポートしており、Promiseを返すことができます。
- yup:
Yupは、非同期バリデーションをサポートしており、特にReactアプリケーションでの使用に適しています。
- jsonschema:
jsonschemaは、非同期バリデーションをサポートしていません。
- z-schema:
Z-Schemaは、非同期バリデーションをサポートしていません。
拡張性
- ajv:
AJVは、プラグインを使用して機能を拡張することができます。
- joi:
Joiは、カスタムバリデーションメソッドを簡単に追加でき、拡張性があります。
- yup:
Yupは、カスタムバリデーションを簡単に追加でき、拡張性があります。
- jsonschema:
jsonschemaは、標準に準拠しているため、拡張性は限られています。
- z-schema:
Z-Schemaは、非常に柔軟で拡張性が高いですが、設定が複雑になることがあります。