node-fetch vs axios vs isomorphic-fetch vs fetch
"HTTPリクエストライブラリ" npm パッケージ比較
1 年
node-fetchaxiosisomorphic-fetchfetch類似パッケージ:
HTTPリクエストライブラリとは?

HTTPリクエストライブラリは、ウェブアプリケーションがサーバーと通信するためのツールです。これらのライブラリは、APIとのやり取りを簡素化し、データの取得や送信を効率的に行うことができます。特に、非同期通信を扱う際に役立ち、開発者が複雑なHTTPリクエストを簡単に管理できるようにします。

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統計詳細
パッケージ
ダウンロード数
Stars
サイズ
Issues
公開日時
ライセンス
node-fetch81,465,7408,845107 kB2202年前MIT
axios70,713,683107,1182.17 MB68512日前MIT
isomorphic-fetch6,818,6856,944-565年前MIT
fetch142,433177-139年前MIT
機能比較: node-fetch vs axios vs isomorphic-fetch vs fetch

サポートされている環境

  • node-fetch:

    Node-fetchは、Node.js環境専用に設計されており、fetch APIの機能を提供します。これにより、Node.jsアプリケーションでのHTTPリクエストが簡単になります。

  • axios:

    Axiosは、ブラウザとNode.jsの両方で動作します。これにより、フロントエンドとバックエンドの両方で同じライブラリを使用でき、コードの一貫性が保たれます。

  • isomorphic-fetch:

    Isomorphic-fetchは、クライアントとサーバーの両方で動作するため、ユニバーサルアプリケーションに最適です。これにより、同じコードを使って両方の環境でHTTPリクエストを行うことができます。

  • fetch:

    Fetchは、主にブラウザ環境で使用されるAPIですが、Node.jsではサポートされていません。したがって、サーバーサイドでの使用には注意が必要です。

エラーハンドリング

  • node-fetch:

    Node-fetchもfetch APIに基づいているため、HTTPエラーを自動的に拒否しません。エラーハンドリングは手動で行う必要があります。

  • axios:

    Axiosは、HTTPステータスコードに基づいてエラーを自動的に処理します。レスポンスがエラーの場合、Promiseは拒否され、catchメソッドでエラーを処理できます。

  • isomorphic-fetch:

    Isomorphic-fetchは、fetch APIのエラーハンドリングをサポートしていますが、fetchと同様に、HTTPエラーを自動的に拒否しないため、手動でのチェックが必要です。

  • fetch:

    Fetchは、HTTPエラーを自動的に拒否しません。レスポンスがエラーの場合でも、Promiseは解決されるため、ステータスコードを手動でチェックする必要があります。

リクエストのインターセプト

  • node-fetch:

    Node-fetchは、fetch APIの実装であり、インターセプト機能は提供されていません。リクエストを手動で設定する必要があります。

  • axios:

    Axiosは、リクエストとレスポンスをインターセプトする機能を提供します。これにより、リクエストを送信する前に変更を加えたり、レスポンスを受信した後に処理を行ったりすることができます。

  • isomorphic-fetch:

    Isomorphic-fetchもfetch APIをラップしているため、インターセプト機能はありません。リクエストを手動で設定する必要があります。

  • fetch:

    Fetchには、リクエストやレスポンスをインターセプトするための組み込み機能はありません。リクエストを送信する前に変更を加えるには、手動でリクエストオプションを設定する必要があります。

タイムアウト機能

  • node-fetch:

    Node-fetchもfetch APIの実装であり、タイムアウト機能は提供されていません。手動での実装が必要です。

  • axios:

    Axiosは、リクエストのタイムアウトを簡単に設定できます。指定した時間内にレスポンスが得られない場合、Promiseは拒否され、エラーが発生します。

  • isomorphic-fetch:

    Isomorphic-fetchもfetch APIに基づいているため、タイムアウト機能はありません。手動での実装が必要です。

  • fetch:

    Fetchには、タイムアウト機能が組み込まれていません。タイムアウトを実装するには、手動でPromiseを使用してタイムアウトを管理する必要があります。

データの送信形式

  • node-fetch:

    Node-fetchでは、リクエストデータを手動でJSON形式に変換し、Content-Typeヘッダーを設定する必要があります。

  • axios:

    Axiosは、リクエストデータを自動的にJSON形式に変換し、Content-Typeヘッダーを適切に設定します。これにより、APIとのやり取りが簡単になります。

  • isomorphic-fetch:

    Isomorphic-fetchもfetch APIをラップしているため、データの送信形式は手動で設定する必要があります。

  • fetch:

    Fetchは、リクエストデータを手動でJSON形式に変換する必要があります。リクエストオプションでContent-Typeヘッダーを設定する必要があります。

選び方: node-fetch vs axios vs isomorphic-fetch vs fetch
  • node-fetch:

    Node-fetchは、Node.js環境でfetch APIを使用するための軽量な実装です。ブラウザのfetch APIと同様のインターフェースを提供し、Node.jsアプリケーションでHTTPリクエストを簡単に行うことができます。特に、サーバーサイドの開発において便利です。

  • axios:

    Axiosは、ブラウザとNode.jsの両方で動作するPromiseベースのHTTPクライアントです。リクエストとレスポンスをインターセプトする機能や、リクエストのキャンセル、タイムアウトの設定など、豊富な機能を提供します。特に、APIとのやり取りが多いプロジェクトに適しています。

  • isomorphic-fetch:

    Isomorphic-fetchは、クライアントサイドとサーバーサイドの両方で動作するfetch APIのラッパーです。これにより、同じコードベースでクライアントとサーバーの両方でHTTPリクエストを行うことができ、ユニバーサルアプリケーションに適しています。

  • fetch:

    Fetchは、ブラウザの組み込みAPIであり、シンプルでモダンな方法でHTTPリクエストを行うことができます。Promiseを使用して非同期処理を行うため、使い方が直感的です。ただし、IEなどの古いブラウザではサポートされていないため、互換性が必要な場合は注意が必要です。